脳年齢25歳!? 佐藤可士和の頭が冴える食生活(佐藤 可士和 著)
時代の空気をデザインという形で表現し続け、圧倒的な支持を受けてる佐藤可士和。彼の発想の原点はどこにあるのか?この疑問に「食」という観点から答えるのが本書である。脳年齢25歳とういう驚異の検査結果をはじきだす、可士和式食のプロブラムとは?「人は口に入ったものからしか出来ていない」という言葉に衝撃を受けスタートした食環境へのアプローチは、クリエーターらしくまず自宅のキッチンデザインから。こだわりのキッチンを初公開!調理器具やカトラリーなど毎日使う厳選されたツールも要注目だ。子どもを土に触れさせたい!と始まったファームでの7年にわたる週末アグリライフ。息子はもちろん家族全員の食を豊かにし、自分の手で自分の生活を作っているリアリティを感じさせてくれる。そろそろ健康チェックをと訪れたクリニックでは、思いがけず「遅発型フードアレルギー」の存在を知り、卵と乳製品の除去により、からだはすっかり快調に!健康のリスクヘッジの大切さを実感する。話題の行列店「俺のイタリアン」とのコラボメニューで、料理への興味も倍増!・・・。「食生活とは自分の食環境をデザインすること」という可士和さんの食のドキュメンタリー。仕事のスキルをあげたいビジネスパーソンはもちろん、自分のからだについてちょっと見直してみようと考えているすべての方々へのヒントが満載だ。