出産を機に退社、の女性がいまだに７割。しかし、もしシューカツから「女性が働きやすい企業」を意識していたら、あなたは会社を辞めずにすんだかもしれない。仕事と生活の調和を目指す企業がいま増えつつあるからだ。
　本書は、女性がいかに優良企業を見極め、有利な働き方を選択し、子育てなど私生活を最大限エンジョイしながら、キャリアアップをも捨てない生き方をするかを指南。そして「女性を登用する会社は業績もいい」（高橋）。そんな企業１５社を紹介しながら、女性の「ワークライフバランス」最前線を追う。冒頭には、経済評論家・勝間和代と監修者の著者との対談。
紹介企業／ゴールドマン・サックス、日本ＩＢＭ、ジョンソン＆ジョンソン、大和証券、第一生命、りそな銀行、東京スター銀行、帝人、旭化成、高島屋、ユニクロ、ワールド、ロフト

（プロフィール）
高橋伸子／たかはし・のぶこ　お茶の水女子大学卒業後、主婦の友社記者を経て1986年に独立。家計・金融・経済分野をきめ細かく取材し、生活者の視点を重視したジャーナリスト活動を行う。 96年に保険審議会委員に就任して以来、金融審議会、情報通信審議会、政策評価・独立行政法人評価委員会などでも委員を務め、政策に注文をつけている。新型家計簿の考案者、家計相談の回答者、金融消費者教育の推進者としても知られ、新聞、雑誌、テレビなどのメディアにも多数登場。イー・ウーマンサーベイキャスターも務める。現在、（株）東京証券取引所グループ取締役。日本中央競馬会経営委員会委員も。