免疫不全で逝った息子へ 3年と3日の命をありがとう(吉川 理江 著)
●内容紹介
2007年12月6日、午後3時9分。ひとりの天使が天国に旅立った。「午後3時9分。それは“サンキュー”という意味だと思う」免疫不全で生まれ、わずか3年と3日しか生きられなかった吉川滉生(よしかわこうせい)ちゃんの涙と感動のドキュメンタリー。原因不明、治療法さえ定まらず、体重5000グラムを超えることなく逝った短い一生を、母親による手記(書き下ろし)とブログの文章、数々の写真で詳細に綴る。なりふりかまわず子供の命
を守るために闘う著者の姿は、必ずや世の母親たちの共感を呼ぶであろう。
●著者紹介
吉川理江(よしかわ・りえ)
1976年、千葉県生まれ。ビジネス系専門学校卒業後、就職。2002年9月に吉川敦
行氏と結婚。現在は、主婦業のかたわら派遣の仕事に出ている。