できる人は上司に〝モテ〝る 仕事は上司との関係が9割!(高城 幸司 著)
●内容紹介
格差社会に追い討ちをかけるような世界大恐慌。転職、就職市場も低迷。給料の高さを誇ってきた外資系企業も軒並み打撃で、ビジネスパーソンたちは会社にしがみつく傾向が強まっている。転職でのキャリアアップがムリなら、今の会社でキャリアアップするのが、将来の不安を克服する一番の方法。では会社の評価をどのように上げていけばいいのか?そのポイントは「勉強」でもなく「業績」でもなく、実は「上司攻略」である。
ほとんどの会社員が誤解しているのは、「あなたを評価するのは数字ではなく“上司”なんですよ」という事実。どんなに成績を上げようが、あなたの上司が評価をしなければ、キャリアアップはない。上司が変わるといきなり評価が変わってしまうようでは、安定した将来はない。本書ではまず、年間400人の社長に会い、人事コンサルタントのプロである著者が、会社でのキャリアアップの真実を訴え、その上で“上司に左右されない”“上司を選ばない”ビジネスマンになる仕事術を解説。
政治家・職人・芸術家・評論家の主要4タイプに上司を分類し、それぞれの攻略法を示した章は必読です!
(目次)
まえがき 上司にモテれば「なりたい自分」になれる
1章
上司にモテればチャンスが広がる モテ部下の心得
1.上司の「価値観」を知ることがモテる道への第一歩
2.上司の期待は報酬ではなく「次の仕事」に表れる
2章
「できる人」が上司にモテる モテ部下の三原則
1.おいしい仕事〟は「できる人」にやってくる
(その1)「カリスマ性」がある―― 存在感が評価につながる
(その2)「余裕」がある―― 涼しい顔で仕事する
(その3)「先読み力」―― 上司の期待を予測して動く
3章
世界に通用する社員になる 世界のモテ部下道
1.世界中の上司にモテモテになる
2.先読みのシナリオをつくる
3.「明確」×「前向き」×「謙虚」に行動する
4章
上司はタイプ別に攻略できる モテるスキル
政治家タイプ――権力・権威主義(上昇志向【高】×チームワーク【高】)
芸術家、起業家タイプ――理想主義(上昇志向【高】×チームワーク【低】)
職人、教師タイプ――規則・原則主義(上昇志向【低】×チームワーク【低】)
評論家タイプ――裏権力・裏権威主義(上昇志向【低】×チームワーク【高】)
あとがき
●著者紹介
1964年東京生まれ。86年同志社大学文学部卒、リクルートに入社。情報通信関連の商品の新規営業を担当、4年間トップセールスとして通期MVPを受ける。突破力の強い営業マンとして有名になる。ファクスの一斉同報サービスの営業を担当、異動2年目に事業部トップセールスになり、通期MVPを受賞。2000年、事業部長に昇進。現在、商品開発・業務管理など事業全体の運営に関わりながら、「アントレ」周辺商品としてBtoBの情報誌に携わっている。2005年、人事コンサルを手がける、株式会社セレブレインを設立。