自由が丘の櫻恋(吉野 信吾 作 ロドリゲス井之介 画)
●内容紹介
アラフォーの主婦洋子の最後の恋を、自由が丘を舞台にして描く小説コミック。この街の裏事情と歴史に詳しいエディトリアルプロデューサー吉野氏ならではのうんちくがコミックの中で語られる。洋子の恋人になる建築家の綱島は、洋子より一世代上という設定。ふたりにとって思い入れの深い80年代の音楽やスポーツ、風俗、ファッションが欄外コラムで紹介される。また、洋子と綱島が密会するお店は自由が丘に実在する店舗をそのまま登場させる。コミックに情報誌の要素をドッキングさせた新しい試みである。また、稼木美優が歌うコミックの主題歌『自由が丘の櫻恋』が同時リリースされる。これは業界初の試みである。
●著者紹介
ロドリゲス井之介(ろどりげす いのすけ)
現在、『ビッグコミックスペリオール』にて「世界の中心でくだをまく(仮)」を連載中。数々の漫画雑誌をわたり歩き、出版社にとらわれない漫画家としても有名。『リーマン戦記 独身3』は、2003年に「独身3!!」としてテレビドラマ化された。
吉野信吾(よしの しんご)
エディトリアルプロデューサー 黄金期『ポパイ』の編集者を皮切りに、現在は出版プロデュース、店舗プロデュース、ファッションプロデュースなどジャンルを超えて活躍する。『もったいない』(マガジンハウス)の編集を手掛けた。