父が残したメッセージ 7日間の人生レッスン (米山 公啓 著)
●内容紹介
思い切って生き方を変えてみたい。人は、人生の中で何度かそう思うものです。でも、ほとんどの人が最初から諦めたり、途中で挫折したりと、結果的にはナンにも変わらな いまま、心ならずもそのままの人生を過ごしてしまいます。ある日、知らない人から電話がかかってくるところからこの物語は幕が開きます。やがてはじまる7日間。7つの場所へと新しい自分に出会う旅に導かれていく主人公キミ ヒロ。東京築地、東京日本橋・千疋屋、札幌モエレ沼公園、東京・JR五日市線東秋留駅、長崎県軍艦島、香川県直島、東京六本木ミッドタウンを、突然の電話の主・館林と訪ねるうちに、毎日が人生に悩むキミヒロへの「自分を変えるためのメッセージ」だということがわかってきます。しかも、館林の口から語られる言葉の数々は、じつは息子キミヒロの悩む姿を予見し、“自分を変えるヒント”を知人に託した、亡き父からのメッセージでした。そして、毎日変わる場所も、それぞれ深い意味を持っていました。作家で医者でもある米山公啓の、私小説であり、旅行小説であり、自己啓発小説であり、「自分を変える方法」という自己啓発本でもある本書は、心を揺さぶる“父と子”の感動物語。この本を読むと、どうしたら自分が変われるかが、わかります。
●著者紹介
米山公啓(よねやま きみひろ)
作家、医師(医学博士)聖マリアンナ大学医学部卒業、元聖マリアンナ医科大学第2内科助教授。1998年2月に退職。本格的な著作活動を開始。医学ミステリー、小説、エッセイ、医療実用書などを手がける。現在も東京都あきる野市の米山医院で、診療を続けながら、年間10冊以上のペースで書き続けている。現在までに 220冊以上を上梓。講演会、テレビ・ラジオ出演をこな し、世界中の客船を取材している。主な著作に『脳が若返 る30の方法』中経出版、『もの忘れを90%防ぐ法』 三笠書房、『人生を変えた10日間』青春出版などがある。