くちびるを鍛えるだけで健康と美が手に入る!(秋広 良昭 著 深澤 範子 著 鎌田 仁 著)
●内容紹介
口腔リハビリを専門とする歯科医である秋広先生は、診療の中でくちびるのまわりの筋肉(口輪筋)がいろいろな役割を果たしていることに気づきます。そして、口輪筋を鍛えるくちびる体操を考案します。くちびる体操は専用の医療器具パタカラを使って行いますが、
使用データから次のような効果があることが確認されています。
◎脳の血流量がアップし、脳梗塞や認知症をはじめ、高血圧、高血糖などの生活習慣病が予防・改善できる。
◎毎晩ぐっすり眠れるようになり、いびきや睡眠時無呼吸症候群が改善される。
◎免疫力が高まり、風邪やインフルエンザにかかりにくくなる。
◎花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患が緩和される。
◎肌のしわやたるみがとれ、顔がひきしまり小顔に見える。
本書は、くちびるのまわりの筋肉がどのような役割を果たしていて、この筋肉を鍛えることでどのような効果があるか、理論からときほぐします。そして、口輪筋を鍛えることによる具体的効果を臨床例、使用データと共に説明します。そして、パタカラを使ったくちびる体操もイラスト付きで紹介します。巻末にはパタカラを購入できる歯科医リスト全国931院がついています。
●著者紹介
秋広良昭(あきひろ・よしあき)
1968年、東京歯科大学卒業。同大非常勤講師。歯学博士。労働衛生コンサルタント。歯科医院開業のかたわら、1998年、口輪筋トレーニングツール「パタカラ」を開発。独自の「くちびる体操」を考案することで、認知症や脳梗塞のリハビリ、睡眠時無呼吸症候群などに劇的な改善効果を確認。現在、全国の医師・歯科医と連携しながら普及に努めている。Http://www.patakara.com/