上手な言いわけダメな言いわけ 成功する「言いわけ」コミュニケーション術(吉野 秀 著)
生き馬の目を抜く時世、先行き不安な経済、ストレスの拡大、リストラの恒常化、生活不安・・・。この危機的状況には、乱世を乗り切るだけの発想と行動が必要。ここに「言い訳」の存在意義がある。「言い訳」はマイナーなイメージで、言い逃がれやその場しのぎ、詭弁と思われがち。しかし本来は、相手に理解・納得・合意してもらうためのツール。その結果、コミュニケーションの充実が期待できる。もはや「暗黙の了解」にとどまらず、「男は黙って・・・」「女は愛矯」などは通じない。「言い訳力」の違いが、生活水準の明暗をくっきり分ける。それに大きく関わる9つのポイントをテーマに、理論と実践を開示したのが本書である。