誰が日本を支配するのか!?政治とメディア(佐藤 優 責任編集 魚住 昭 責任編集)
●内容紹介
自民党から民主党への政権交代、
鳩山政権の崩壊と菅内閣の誕生、
7月11日に行われた参院選での民主党惨敗……。
「迷走」を続ける日本の政治はどこへ向かうのか?
そして、政権交代を機に加速し始めた、
メディアやジャーナリズムの崩壊の危機は救えるのか!?
本書は、「誰が日本を支配するのか!?」シリーズ全3巻がどのような視点で貫かれるのか、についての「まえがき」もかねた「佐藤 優×魚住 昭」の対談からスタートする。
1.日本の政治はどこへ行くのか? 佐藤 優×魚住 昭
2.鳩山政権崩壊、菅内閣誕生の舞台裏 菅山一郎×魚住 昭
鳩山政権崩壊と菅政権誕生の舞台裏について全国紙現役政治部記者(匿名)が語る。
3.政権交代でメディアは変わったのか 青木 理
4.「最小不幸社会」の政治経済学 植草一秀
●著者紹介
・佐藤 優(さとう・まさる)
1960年1月18日、埼玉県生まれ。同志社大学大学院神学研究科修士課程修了後、外務省入省。分析のエキスパートとして力を発揮し、対ロシア外交の最前線で活躍。「戦後最強の外交官」「外務省のラスプーチン」などの異名をとる。2002年5月、背任容疑で逮捕。東京拘置所に512日間勾留される。逮捕の後も辞職はせず、失職までの執筆時の肩書きは「起訴休職外務事務官」。'05年に発表した『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて―』(新潮社)で第59回毎日出版文化賞特別賞を受賞。
・魚住 昭(うおずみ・あきら)
1951年10月25日、熊本県生まれ。一橋大学法学部卒業。共同通信社社会部で司法記者として東京地検特捜部、リクルート事件などを取材。96年退社し、フリーのノンフィクション作家に。同年、共同通信社会部のチームで書いた『沈黙のファイル -「瀬島龍三」とは何だったのか-』(共同通信社)で日本推理作家協会賞受賞。2004年、『野中広務 差別と権力』(講談社)で講談社ノンフィクション賞受賞。06年より、佐藤優、宮崎学らとメディア勉強会「フォーラム神保町」を運営。Http://uozumi.info/