改癖術 クセを変えれば、人生も変わる!(伊東 明 )
心理学者であり、多くの一流企業で、面接セミナーや人材教育セミナーを行ってきた著者。受講者を観察して気づいたのは、多くの人たちが「損するような」「失敗するような」「人の信頼を失うような」クセを持ち、自覚もないままに成功を遠ざけてしまっている「夢遊病者」のようだということ。
そう聞くと、なにやら恐ろしいような気になりますが、逆にいえば、自分の中に知らない間にプログラムされた「悪いクセ」に気づき、それを良い方向に変えさえすれば、無意識のうちに「得するような」「成功するような」「人の信頼を得られるような」人生に転換できるということです!
「話し方」「人とのつきあい方」「思考法」・・・・・・。本書では、人が陥りがちな36個のクセを紹介、そのままにしているとどんなデメリットがあるのか、どのようにクセを改めればいいのか、をアドバイス。大仰な努力なしに、幸せグセ、成功グセが身につく作りになっています。
目次から
●話す改癖 「えー」「あのー」を言わずにいられない/目が合うとそらしてしまう/声が小さい/ひどく早口になる/1センテンスが長すぎる……
●接する改癖 腕組みをする/話しかけられるのをただ待っている/何でも批判する/「そんなことないですよー」を連発する/「あの人こういう人間だ」と決めつける/「じゃあそれで」と妥協してしまう/人の幸せが許せない……
●考える改癖 100点じゃないなら0点、と考える/結論を出すのが早すぎる/常に、自分と他人を比べている/「考えても仕方がないこと」を考え続ける/新聞やテレビを無防備に見る……
●「生きる」改癖 名前を小さく書く/「いつか幸せになる」と思っている/「あの人のせいで…」と言ってしまう/幸せすぎると怖くなる/「なんとなく70歳くらいで孤独死しそう」と感じる……
●著者紹介
伊東 明 いとう・あきら
心理学者(博士)。早稲田大学卒業後、NTT勤務を経て、慶應義塾大学大学院にて博士号を取得。大学講師を務めた後、(株)東京心理コンサルティングを設立。「理論と実践」のビジネス心理学ならびに男性・女性心理学を中心として、企業研修からマスコミまで幅広く活躍中。
『「心理戦」で絶対に負けない本』(アスペクト)、『「聞く技術」が人を動かす』(光文社)、『「できない」が「やってみよう!」に変わる心理法則』(講談社)、『男は3語であやつれる』(PHP研究所)をはじめとするベストセラーが多数ある。