アシカ日和(鍵井 靖章 著)
●内容紹介
メキシコのバハ・カリフォルニアにあるロスイスロテス島は通称アシカ島。多くのアシカたちがいくつかのコロニーに分かれて暮らすこの島に十年以上にわたって通い、彼らの姿を撮り続けた著者によるアシカの写真集です。
日本ではもちろん世界でも類を見ない豊富なアシカ写真の中から厳選したカットは、赤ちゃんアシカの可憐な姿、ボスアシカの冗談のように迫力のある睨み顔、若いオスたちの魚群をけちらして進む爽快なスイミングフォーム、見ているだけで眠くなる脱力の泳ぎ寝顔などなど・・・・・。
水中の彼らはびっくりするほど人懐っこく、伸びやか。見ているだけで気持ちも癒される、ストレスフリーな写真集です。
かわいくて、カッコよくて、気持ちいい! キュートなあしかの素顔をご堪能ください!
●著者紹介
1971年、兵庫県生まれ。水中写真家。大学在学中に写真家・伊藤勝敏氏に師事する。1993年よりオーストラリア、伊豆、モルディブに拠点を移し、水中撮影に励む。1998年に帰国。フリーランスフォトグラファーとして独立。自然のリズムに寄り添い、生き物に出来るだけストレスを与えないように心がける。約20年間、海の生き物に、出会い、ふられ、恋して、無視され、繋がり、勇気をもらい、そして、子育ての方法 などを教えてもらいながら、撮影を続けている。第15回アニマ賞受賞(平凡社)、2003年 日本写真協会新人賞受賞など受賞歴は多数。2008年にはイギリスで大型の写真集「Deep Blue」を上梓。アメリカ、オーストラリア、イタリア、インドでも出版されている。