解毒力を高める食べ方(新谷 弘美 著)
●内容紹介
東日本大震災による放射能汚染が大きな社会問題になっています。直接被害に遭われなかった方も含め、こうしている今も健康不安を抱えている人は少なくないでしょう。健康へのダメージをただ心配し、恐れているだけでは何も始まりません。私たちの体に備わっている「病気を治す力」に、今こそ目を向けましょう。この力は大きく「免疫力」と「解毒力」のふたつに分けられます。そして、このふたつの力を高める働きを担っている器官が腸です。つまり、腸を元気にすれば、体の「自然治癒力」が高められるのです。
本書では、原爆投下直後の長崎で秋月辰一郎先生により処方された食事療法で、著しい効果をあげた「塩・味噌・玄米」など、免疫力を高める食材と新谷先生推薦の銘柄を具体的に紹介します。また、解毒力を高める新谷式デトックス法もあわせて紹介します。巻末には新谷式食事健康法・実践ガイドをつけました。
●著者紹介
新谷弘実(しんや・ひろみ) 1935年福岡県生まれ。1960年順天堂大学医学部卒業、63年にニューヨークに留学。研修医として、ベス・イスラエル病院に勤務。68年に新谷式と呼ばれる内視鏡の挿入技術を考案し、世界で初めて開腹することなく内視鏡でポリープ除去手術に成功した。以後、日米で35万人以上の内視鏡検査と10万人以上のポリープ除去手術を行うなど、大腸内視鏡医学の世界的権威として活躍。現在、アルバート・アインシュタイン医科大学外科教授、北里大学客員教授。著書にミリオンセラーになった『病気にならない生き方』シリーズ(サンマーク出版)、『酵素力革命』『細胞から若返る生き方』(以上、講談社)、『免疫力を高める生き方』『水と塩を変えると病気にならない』(以上、マガジンハウス)などがある。