感動する会社は、なぜ、すべてがうまく回っているのか?(藤井 正隆 著)
●内容紹介
どんなに厳しい時代でも、どんなに衰退しつつある業界でも、確実に成長を続けている企業がある。しかも、従業員はやる気満々、お客様はニコニコ、地域や社会に付加価値までもたらしている……その秘密は「好循環」を作ることにあった!
ポイントは、以下の3つ。
1.従業員を大切にして好循環を生み出す。
2.顧客価値を高めて好循環を生み出す。
3.地域貢献で好循環を生み出す。
『日本でいちばん大切にしたい会社』(あさ出版)の著者・坂本光司氏とともに著者が長年にわたって取材してきた企業の中から、選りすぐりの好循環・感動企業15社の魅力を上記の3つのジャンルに分けて紹介するとともに、不況を生き抜く企業のあるべき姿を理論立てて説明する。
[目次]
第1章 不況の今だからこそ輝きを増す「感動企業」
第2章 従業員を大切にして好循環を生み出す感動企業
第3章 顧客価値を高めて好循環を生み出す感動企業
第4章 地域貢献で好循環を生み出す感動企業
第5章 18の特徴から学ぶ、感動・好循環企業への道
●著者紹介
藤井正隆(ふじいまさたか)
(株)イマージョン代表取締役。MBA(経営学修士)。法政大学大学院 中小企業経営革新研究所 坂本光司研究室 特任研究員。徹底した現場主義で「日本一視察取材社数が多いコンサルタント」を目指し、全国を飛び回る。
大学卒業後、組織開発の老舗コンサルタント会社の営業部門に入社。入社4年間全く売上が上がらず退職寸前になるも、現(株)ヒューマンステーションの藤本和也代表から学んだ真逆のやり方を実践することで、数カ月で全国トップクラスの売上に。以後、数千万円~1億円クラスの大型プロジェクトを次々と受注し、営業マネジャー就任後も数多くの新記録を継続する。情報通信業界で年間約4千万円の売上を1年で約5億円にし、最終的に約13億円の市場開発に貢献。コンサルタント部門に移籍後は、全国最下位の3つのコールセンターを全国トップに。その他、代理店、法人営業等の業績向上にも貢献。
『日本でいちばん大切にしたい会社』の著者・坂本光司教授に同行取材した企業が、高い理念を具現化する社会性(世の中のためになる)と経済性(収益が高い)を両立させた経営を実現していることに驚嘆。以来、「優良企業を訪問する」ことが趣味になり、現在も研究室メンバーと視察を繰り返す。日本の農業にも問題意識を持ち、日本の農家(株)を立ち上げて精力的に活動中。