檄!(板垣 恵介 著)
『刃牙』シリーズを描き終えた作者が初めて語る、その生き様とは?
「俺自身が刃牙と勇次郎が結着をつけないことに辟易としていた。」
「先生と出逢い、少林寺拳法を始めていなければ、絶対に自衛隊に入っていない。自衛隊に入っていなければ、空挺に進むことがなかった。空挺に行ってないということは漫画家にもなっていない。」
「刃牙は俺にしか描けなかった物語。」
「刃牙は俺の人生が反映されていると、言われる。俺が歩んできた人生は、変えることができないし、否定もできない。」
「どうしても、勝てないんだって想いを息子が持つ、そんな父親に俺はなりたかった。」
「『矢沢永吉激論集―成りあがり』
一瞬にして、ハマった。」
「強さとは「我儘を通す力」という考えが、勇次郎が生まれて10年ぐらい経ってから現れ
るようになった。」