六代桂文枝ヂカラ(マガジンハウス 編)
「吉本興業創業100周年記念事業」の一環として刊行。
2012(平成24)年7月16日、落語家・桂三枝が大名跡「六代目桂文枝」を襲名したことを記念しての、まるごと1冊「六代目桂文枝」のビジュアル書籍。
撮りおろし写真やインタビュー、対談など盛りだくさんの要素を多用しつつ、マガジンハウスの雑誌「BRUTUS」「Hanako」「クロワッサン」的なアプローチを試みながら、「桂三枝~六代桂文枝」の魅力に迫る! 資料室に保管されている「週刊平凡」「月刊平凡」で撮影された、本人も驚く桂三枝時代の貴重な写真も多数掲載。これまでに作った228作品の創作落語の魅力や内容紹介とともに、文枝襲名後に初めて書き下ろした創作落語(229作目)も本書の目玉となるだろう。
本人曰く「これまでも、いろいろな本を出版したり、紹介していただいたりしましたが、本書はそれらの<集大成>になると思います。多くの方々に見ていただきたい」「本書は、六代桂文枝を襲名後、初の本になります。その意味でも、これから六代桂文枝として歩んでいく大きなきっかけになります」との歴史的価値も高い記念の1冊になる。