子どもの心が聞こえますか?(長谷部 葉子 著)
「子どもたちを死なせない、活き活きと活かす教育」に取り組み続ける、
「慶応大学SFCのビッグママ」長谷部葉子先生の魂のメッセージ。
生まれてから中学校までの「子どもの心」を紐解きながら、
子供との真摯なコミュニケーションをどうとっていったらいいか、実例をあげながらわかりやすく紹介。
子どもの強い関心と善意に報われたいという気持ちは、ものすごいエネルギーと共に大人に向けられる。心配することはない、不安になることもない、ただ自分の心の中に深く埋まっている、子ども時代を、目の前にいてくれる子どもと同じ年の時間を、自分の中でよみがえらせれば、それでいい。とにかくその頃の自分の心を思い出してほしい。そして悲しかったこと、つらかったこと、こうしてほしかったと思うことが出てきたら、それを目の前の子どもには繰り返さなくて良いような、やさしい気持ちを持ってほしい。