皇后陛下美智子さまの子守歌 CDブック「おもひ子」(マガジンハウス 編 鮫島有美子 協力)
”この歌は皇太子を育てていた頃に授かるようにして心に宿った歌でした”
幼い浩宮さま(皇太子さま)の枕辺で 皇后陛下美智子さまが口ずさまれた子守歌「おもひ子」。
次なる天皇の”美しい心”は愛情に満ちたこの歌で育まれました。
「おもひ子」のやさしく響くメロディが 新たな時代の幕開けを祝福します。
皇后陛下美智子さまご自身の作曲による子守歌「おもひ子」。
子どもたちを、詩を、音楽を愛する美智子さまが作られた
美しいメロディが、私たちの心にやさしく響きます。
「おもひ子」とは、皇后陛下美智子さまが皇太子妃時代に、
明治・大正期の詩人である宮崎湖処子(みやざき・こしょし)の詩に
感銘を受けてお作りになられた曲です。
幼い浩宮さま(皇太子さま)を寝かしつけるときに
枕辺で子守歌として歌われ、
また海外ご訪問でお留守にされるときは
テープレコーダーに吹き込んでお出かけになられました。
このことは海外メディアでも報じられて話題となりました。
浩宮さま、礼宮さま、紀宮さま、
ご兄妹の聞かれた子守歌「おもひ子」を、
ソプラノ歌手鮫島有美子さんが心を込めて
朗読し、歌い上げます。
CDには美智子さまゆかりの楽器ハープと、
日本の伝統芸能の粋でもある文楽を
アレンジした2つのバージョンを収録し、
古典と現代が美しくリンクする
「おもひ子」が誕生しました。
書籍には子守歌「おもひ子」誕生から、
美智子さまのご家族への思い、
世界の子どもたちへと広がる愛、
そして音楽の深い造詣と文化への心配り……
静かな感動を呼ぶそれらのエピソードを
心温まる秘蔵写真とともに構成します。
次なる天皇の”美しい心”を育んだともいえる
子守歌に込められた皇后陛下美智子さまの深い愛情。
愛に満ちた美しい子守歌「おもひ子」が
いま新たな時代の幕開けを祝います。