カウント2.9から立ち上がれ 逆境からの「復活力」(棚橋弘至 著)
祝『Number』プロレス総選挙FINAL第1位!
すぐに結果が出ない努力が、実は大きな意味を持っている―
人生いつも崖っぷち、「新日本プロレス」絶対的エースの逸材逸話!
僕が考えるプロレスの醍醐味のひとつとして、“カウント2・9からの逆転”というものがある。
たとえ対戦相手の強豪に追い込まれてもカウント3寸前、フォール負けギリギリのところで必死に跳ね返す。
どれだけ無様であっても、あきらめずに歯を食いしばり、何度でも立ち上がる姿を見せるからこそ、お客さんに感動を与えられるのではないだろうか。
僕はプロレスとはプロレスラーひとりひとりの生き様をリングにぶつける競技であり、人生の合わせ鏡だと思っている。
ということは、僕がこのキャリアを通して経験してきたこと、感じていることは、きっとみなさんにも少なからず、共感してもらえる部分があるはずだ―。
(「はじめに」より)
ガラガラの会場、ブーイングの嵐、会社の身売り……。
存亡の危機にあった新日本プロレスを支え続け、プロレスファンからの罵倒を乗り越え、不動のエースになった「100年に一人の逸材」は、逆境の中でもがきながらも、
なぜリングに上がり続けることができるのか?
職場や家庭で孤独を感じ、なかなか前に進めないと悩む読者の背中を押す。
棚橋流・逆境からの「復活力」!
●ダメだと思った瞬間… そこからが本当の勝負!
●「結果」を出すためには“人3倍”の努力をす
●ピンチは最大のチャンス! 目標を持って生きる
●「相手にケガをさせない」それが超一流の技術
●「反省」はしても、「後悔」はしない
●海外の二番煎じでは「国際化時代」を生き抜けない
●「損して得取れ」の精神で、逆境から立ち上がれ etc.
昨年、猛暑の東京・日本武道館で奇跡のような復活を果たした棚橋弘至選手が、
決してあきらめない仕事術&生き方を伝授する一冊。
「エース」は勝利を目指すのみ!