悪魔の夜鳴きそば(もちぎ 著)
大都会の真ん中で、不安を抱えながら懸命に生きる人の
心を温める不思議なラーメン屋台。
「幸せになりたい。けど、やっぱりまだ自分で
どうやってなっていけばいいかわかんないし、
正直自信ないよ、私には」
主人公の満内(みちない)ミチコ、通称「みっちゃん」は、27歳女子。
東京の高級外資系ホテルで働く、駆け出しのホテルマン。
きらびやかな世界で裏方としてがんばる毎日だけれど、
努力が空回りして落ち込んでばかり。
そんなある日、夜道にポツンと現れた1軒の屋台。
怪しげな「らぁめん」提灯の灯りに引き寄せられ――。
生きることが下手くそでも
「ポジティブ」になれなくても、大丈夫!
不器用だけど、そこにある希望に救われる
みっちゃんともちぎママと一緒に笑って、一緒に泣いて、
「共感度200%」の感動ストーリー
「オカマの神様」から遣わされた!?
百戦錬磨のラーメン屋台店主「もちぎママ」が贈る
「今を生きる私たち」への教え
「自分らしく生きる」名言の数々
「幸せになんて勝手になれるの」
「過去を呪うのは《未来から目を背けるための防衛策》よ」
「言ったでしょう、努力も反省も、怒りや悲しさから始まるって」
「自分ばっか見てる人間は、他人のことをちゃんと見られない」