65歳から心ゆたかに暮らすために大切なこと(ショコラ 著)
月12万円の年金で、のびやかに暮らす。
前著『58歳から日々を大切に小さく暮らす』で、
多くの読者の共感をよんだショコラさんが、
65歳を迎え、いよいよ月12万円の年金生活に。
心地いい住まい
軽やかな人づき合い
無理なく続けられる仕事
大好きなおしゃれ
歳を重ねてからの心ゆたかな暮らし。
その準備と心構えを、くわしくお伝えします。
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前著が出てから、たくさんの感想をいただきました。
「自由気ままな暮らしがうらやましい」
「ショコラさんみたいな60歳になりたい」
と、うれしいことを書いてくださる方が大勢いました。
「どうやったら、ショコラさんのような暮らしができますか」という質問もたくさんありました。
どうすれば、上手な暮らしができるのでしょう。
答えは、とてもシンプルです。「まあ、なんとかなるだろう」と、運まかせにしないで。
自分の手で「なんとかしなくちゃ」と意識を変えることから、はじめればいいのです。
思い返してみれば、つらいことも、しんどいときもありましたが、
ひとりになってから少しずつ暮らしを見直してきたおかげで、
この先の年金生活を、楽しみに迎えることができそうです。
ささやかでも自由な暮らしをするために、どんな準備や心構えをしておけばいいのか。
この本で、それをお話ししたいと思います。
仕事、人づきあい、お金のやりくり。ファッションやインテリアにも、
わたしなりの経験と工夫があります。でもどれも、特別なものではありません。
わたしが心がけていて、自分に問いかけるのは、
「身の丈に合っているか」
「無理していないか」
「それは好きなことか」
この3つだけ。
初めて読まれる方も、前著を読んでくださった方も、読み終えて本を閉じたときに、
「ああ、年齢をかさねるのも、悪くないな。65歳になるのが待ち遠しいな」
と思っていただけると、こんなにうれしいことはありません。
(はじめに より)
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●第1章
仕事をしてきて、ほんとうによかった
●第2章
一念発起。57歳からのキャリアダウン
●第3章
生活費12万円でも「余裕」の秘けつ
●第4章
大きな楽しみは、なんといってもおしゃれ
●第5章
暮らしまわりのちょっとした知恵と工夫
●第6章
いい人間関係に恵まれているからしあわせ
●第7章
これからが楽しみどき。65歳のギアチェンジ