日本には美しい四季があります。
春夏秋冬、そんな四季をより細かく分けたのが二十四節気。
最も日照時間の長い夏至、最も短い冬至。
そのちょうど中間に位置する春分と秋分。
この４つの二至二分を基準として、約15日の周期で24等分したものです。
そして、この二十四節気を約5日ごとに三等分したのが七十二候。
七十二候それぞれに、伝統的な美しい彩り、旬があるのです。
そんな時候を知っているだけで心豊かに暮らせるもの。
この本は、その季節ごとの行事、味覚、名所、言葉などを通じて、
より深く伝統の二十四節気七十二候を知るための目にも優しい歳時記です。
綺麗なイラストと、綺麗な写真を使って、立春、立夏などの二十四節気の説明、
七十二候の素材や料理のレシピ、旬の花、旬の魚、季節の料理、
旬の野菜、季節の言葉、歳時記、旬の色、季節の名所、季節の生き物（鳥・昆虫など）などを知ることができます。

さぁ、日本の美しい旧暦に触れて、心豊かに過ごしましょう。