マガジンワールド | クロワッサン - CROISSANT | 745
No. 745 CONTENTS
| 12 | ジュエリー・バッグ・靴
40歳から知るべき、
上質なおしゃれ学。 |
| 14 |
パリ特別取材
原由美子さんが、
シャネルの創造したジュエリーで、上質の意味を知る。 |
| 22 |
一生ものと実感できる、ダイヤモンドの価値を知る。 |
| 28 | パールの良質さは、どこで見極めるのか。 |
| 32 | タァタが、贈ってくれた宝物。 |
| 34 | 上質な遊びごころです、コスチュームジュエリー |
| 38 | どこか温かみを感じる、インドの古いアクセサリー |
| 73 | 履き心地も配慮した、美しいパンプスの構造とは。 |
| 76 | 大人が買って得をする、ロングブーツの条件。 |
| 78 | 素材や縫製、機能性から、おしゃれなバッグを見直す。 |
| 82 | デザインがよくて、履きやすい靴の秘密。 |
| 54 |
正しい知識が必要です、ジュエリーの手入れ法。 |
| 58 |
飽きてしまったジュエリーは、リフォーム店でどう変身できるか。 |
| 62 |
スタイルと履き心地、二つを求めて靴を注文する。 |
| 85 |
とじ込み付録保存版
伊達友美さんの「食べて痩せる」ダイエット
倉田真由美さんが挑戦しました。 |
| 106 |
今年のセンスで着こなす、チュニックとワンピース |
| 108 |
京料亭のごはん帖 2 |
| 171 |
心地よさにふれる 3 |
| 166 |
「クロワッサンの店」情報
きれいな色のニットに、すっきり見せるアウターを。 |
| 5 | あなたに伝えたい 208 杉本脩子さん |
| 7 |
原由美子 おしゃれの視点 129 |
| 9 |
めぐりあう、日々の用品。津田晴美 74 |
| 11 |
そろそろ大人のおいしい暮らし 川津幸子 84 |
| 43 |
美しき日本の手技 129 「表装の掛軸」下谷二助 |
| 45 |
手みやげをひとつ 129 平野恵理子さん |
| 102 |
磨いて、大人のスタイル 55 |
| 138 |
旬を味わう、旨みの法則。29 最終回「アル・ケッチァーノ」奥田政行さん |
| 140 |
エッセイ『ああ驚いた』27 いしいしんじ |
| 142 |
着物の時間 254 坂上みきさん |
| 145 |
きれいの秘密 ネホリハホリ 162 中込久理さん |
| 147 |
きれいの秘密 最新情報 163 |
| 172 |
巻末エッセイ『残るは食欲』 阿川佐和子 61 |
| 53 |
なんだかんだの、病気自慢 129 なぎら健壱 |
| 64 |
わたしきのうきょうあした 129 志賀勝栄さん |
| 68 |
女の新聞 日常生活の中の差別 184 |
| 117 |
介護 216 |
| 118 |
最近、面白い本読みましたか |
| 122 |
最近、感動した映画見ましたか 129 山本益博 |
| 123 |
最近、心震える音楽聴きましたか 129 假屋崎省吾 |
| 124 |
読者の手紙から |
| 126 |
クロワッサン倶楽部 |
| 127 |
展覧会へようこそ 129 青柳いづみこさん |
| 132 |
次号予告 746号の特集
カラダの中から輝く美容法。 |
| 161 |
クロクロから、あなたへ。97 |
| 163 |
クロワッサン定期購読のお知らせ |
| 165 |
バックナンバーのご案内 |
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「パリとシャネルと宝石箱。」
シャネルのジュエリー取材で、原由美子さんと訪れたパリ。19世紀から営々と宝飾作りを続ける密やかな工房、シャネル好みの空間づくりがなされたヴァンドーム広場のラグジャリーなブティック、そしてカンボン通りにあるシャネルのアパートメントと、今回はシャネルのジュエリーづくりに縁のある場所を訪ね歩いた。
なかでも、カンボン通りのシャネルの部屋は一部改装されているとはいえ、実際にシャネルが思考し、ゲストと語らい、服や香水、ジュエリーなどシャネルのスタイルを発想した歴史的現場。インテリアや調度品、コレクションなど、実際にそこに置かれている目に見えるものから、シャネルの残像を追うこともできる場所だが、やはりそこには現場ならではの、何ともいえない「オーラ」のようなものが漂っていた。
この部屋のソファの定位置にシャネルが座り、暖炉の前にはコクトーがたたずみ、扉の陰からピカソが顔を出す。書架の本を眺めるストラヴィンスキーや、いたずら書きをしているダリ、小躍りするディアギレフなど、この部屋を行き交ったさまざまなアーティストたちに想像を巡らすと、新しい芸術やモードが花開いた20年代パリの「狂乱の時代」が、この空間に甦ってくるような気がした。まさに、シャネルの時代精神がいっぱいに詰まった宝石箱が目の前で開けられたようでもあった。
このアパルトマンに限らず、パリを歩いていると、思わぬところでシャネルの痕跡に出合うことがある。シャネルの宝石箱は、このパリという都市に、まだまだたくさん、隠されているのかもしれない。パリを訪れたら、ぜひ探してみてほしい。
(K.T)
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