頑張りすぎない練習 無理せず、ほどよく、上手に休む――(玉置妙憂 著)
人づき合い、仕事、家族の介護・・・
「頑張る」はいいけれど、「頑張りすぎ」はダメ
新聞、テレビ、ラジオ等で話題沸騰中!
「現役看護師」の女性僧侶・玉置妙憂さん待望の新刊!
・まわりからの「評価」を期待しない
・「そこそこ」で折り合いをつける
・気づくだけで「悩み」の8割は解決する
・上手な人づき合いのコツは「適度な距離感」
・相談されたら、まず「聞く」に徹する
・「自分を満たす」ことを最優先に!
・休むべきときは、しっかり休む
・「介護サービス」を上手に利用する
・暮らしの中に「瞑想」を取り入れる etc.
無理せず、ほどよく、上手に休む―
「頑張りすぎない考え方&実践法」満載の
心がラクになる生き方をまとめた一冊です!
【本文引用】
こんなに頑張っているのに、なぜうまくいかないのだろう……。
このような悩みをかかえて身も心も疲れてしまっている人が今、とても増えています。
悩みの中身は、いちばんに「人づき合い」、そして「仕事」、健康のことまでを含めた「人生」です。
近ごろは、親御さんの「介護」を一生懸命にされている方も多いと思います。
人生がうまくいかなくなったとき、私たちは「どこか自分に悪いところがあるのかも」と思いがちです。
でも、本当に、そうでしょうか?
・家族や親せき、友人と些細なことでぎくしゃくしてしまうのは、自分が悪いのでしょうか。
・人一倍の仕事をこなしているのに評価されないのは、自分が悪いのでしょうか。
・親の介護をイヤだと感じてしまうのは、自分が悪いのでしょうか。
いえいえ、あなたはちっとも悪くありません。
頑張りすぎてしまっていて、少し余裕がなくなっているだけです―。
この本は、頑張りすぎないための考え方と実践法をまとめたレッスン書です。
これが身につけば、「人づき合い」も「仕事」も「介護」も、そして「人生」も、
今よりずっとラクに、楽しくなるはずです。
肝心なことがひとつあります。
それは、頑張りすぎない練習は「ひとりでしかできない」ということ。
誰の力を借りることもできません。
でも、考えてみてください。「誰の力も借りられない」ということは、
「自分だけで、まるごと解決できる」ということです。
ほかの誰の力も必要ありません。
実は、これほどかんたんなことはないのです。
(「はじめに」より抜粋)