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「半熟女」で、ちょうどいい。(辛島 美登里 著)

「半熟女」で、ちょうどいい。

— 辛島 美登里 著
  • ページ数:240頁
  • ISBN:9784838718221
  • 定価:1,362円 (税込)
  • 発売:2007.11.22
  • ジャンル:エッセイ
『「半熟女」で、ちょうどいい。』 — 辛島 美登里 著

紙版

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 今年もいよいよクリスマスシーズン到来ですが、毎年、この時期になるとよく耳にするのが辛島美登里の「サイレント・イヴ」。真っ白な粉雪♪……いまやクリスマスソングの定番となったこの歌が流行ったころ29歳だったカラシマも、46歳の「熟女」と呼ぶにふさわしい大人の女性に……ですが、本人は「熟女になったらつまらない。半分少女+半分熟女の“半熟女(はんじゅくじょ)”がいい」と申しております。
 ということで、その半熟女が文芸PR誌『ウフ.』で約1年間にわたって連載した「半熟女日記」に加筆・修正を施したのが本書です。ノルウェー、館山、西伊豆、台湾、掛川、札幌、インド、大分……グローバルな旅を通じて、「半分少女+半分熟女」のカラシマが見て、聞いて、考えた、新感覚のカラシマ文章ワールドをお楽しみください。歌の世界とは一味もふた味も違う奥行きの深い文章に驚かされますよ。ちなみに『ウフ.』12月号の巻頭では、エッセイのネタを紹介した写真アルバムも特集しています。


●目次
半熟女、女子刑務所でラブソングを歌う
半熟女、薄暮の北欧で彷徨う日本人に出逢う
半熟女、梅雨の館山で親友の未来を祝す
半熟女、新宿で濃厚な男性バレエに圧倒される
半熟女、西伊豆でトワイライト・ブルーに染まる
半熟女、母と台湾でお茶と占いに癒される
半熟女、ねむの木学園であふれる愛をもらう
半熟女、日本各地で師走な日々を過ごす
半熟女、インドの聖地で幸せを祈る
半熟女、インドで心と体をデトックスする
半熟女、大分で自らのルーツをたどる

○辛島美登里オフィシャルホームページ
http://www.karashimamidori.com/