●内容紹介

芸能界でも俳句通として知られる戸田菜穂が、同世代の女性俳人・大高翔に俳句を教わるという形で実現した、初の俳句読本。俳句の魅力、俳句の成り立ち、俳句のルール、俳句のヒントをわかりやすい言葉で解説しながら、最終的に戸田菜穂が恋愛をテーマにした俳句「恋俳句」を詠むという新機軸。今秋に結婚を控えた戸田菜穂がどんな恋俳句を披露するのか。俳句の入門書でありながら、恋愛の指南書にも通じる、この秋の必読本。

●著者紹介

・戸田菜穂（とだ・なほ）

女優。74年、広島県生まれ。93年、NHKの連続テレビ小説「ええにょぼ」に主演し、人気を博す。現在まで数多くのテレビ、映画、舞台に出演し、存在感のある演技派女優として活躍中。趣味は俳句、三味線、小唄、ボクシング。ワインへの造詣も深い。本書は俳句への情熱の集大成をめざした、初めての著書。

・大高　翔（おおたか・しょう）

俳人。77年、徳島県生まれ。立教大学文学部日本文学科卒。13歳より作句。執筆を中心に、講演やテレビ出演、校歌作詞など、幅広く活動。また、ライフワークとして、こどもたちへの作句指導など、「言葉のたねを蒔く」活動を続けている。著書に、エッセイ集『漱石さんの俳句』（実業之日本社）、句集『キリトリセン』（求龍堂）、『親子で楽しむ　こども俳句塾』（明治書院）などがある。