大相撲観戦ガイド(マガジンハウス 編)
チケット即日完売が続く大相撲。
「スー女」という言葉が定着するほど、人気が高まっています。
特に2018年は目が離せない1年になる予感。
史上最多の40回の優勝を誇る実力者・白鵬がどこまで記録を伸ばせるか?
そして若い新勢力の台頭にも注目。
本誌では若手の有望株や、まだまだ元気な実力派から、知っておけば絶対取り組みが
面白くなる、次の13人の力士に注目しました。
御嶽海、阿武咲、貴景勝、北勝富士、嘉風、安美錦、栃煌山、琴勇輝、正代、妙義龍、大栄翔、
朝乃山、豊山。
実力と個性あふれる彼らの相撲の特長、見どころをベテラン相撲ライターが徹底解説。
若手の有望株にも注目。十両で連続二桁勝利、新入幕を決めた阿炎(あび)。
双子で入門、誰もが認める素質と努力で十両定着した貴源治。
ふたりとも明るいキャラクターとダイナミックな相撲スタイルで、
次世代のスター候補間違いなし。
そして復活が待たれる横綱・稀勢の里。
その横綱昇進までの歩みを、相撲リポーターの横野レイコさんが特別寄稿。
横野さん秘蔵の写真も初公開。
相撲の文化を知れば、もっと相撲が楽しくなる。ということで、国技館を徹底解説。
和の粋を感じるイラストと、元立行司・伊藤勝治さん(三十四代木村庄之助)監修で、
国技館のトリビアを詳細解説。
本場所が行われている国技館の雰囲気を、その場にいるように楽しめます。
観戦前後のお楽しみに、両国の街にも注目。おいしいちゃんこ屋さんをはじめ、
力士が贔屓の店、グッズはおやつまで、相撲ゆかりの情報満載です。
また、行司の装束の歴史や意味を紐解きました。
よもやま話で伊藤さんが語った、行司人生で最も記憶に残っている一番は……。
このエピソードは必読です。
そして相撲を支える道具の話も。なんと1ミリの幅に5本の髪を描く錦絵、
手織りにこだわり琵琶湖の湖北で締め込みを織る職人。
力士のトレードマークの鬢付け油。
今回の特別付録は取り外し使えるカレンダー。
それぞれの誕生月に化粧回しの写真を掲載した、1年間相撲を楽しめる特別バージョンです。
相撲にまつわる興味が、すべて詰まっていて、テレビで見る相撲も見違えるほど面白くなる1冊です。