鎌田式 健康ごはん(鎌田 實 著)
1974年、著者が長野県の諏訪中央病院の院長として赴任したとき、地域住民が脳梗塞、脳溢血、心筋梗塞等の、血管障害による病気で亡くなる人がとても多かった。しかも当時の県別年齢調整死亡率は都道府県の中でも順位は下のほう、脳卒中死亡率はワースト1位。
海がなく、塩分の高い保存食を食べる傾向にあった地域住民に対して、まず主婦層を中心に健康草の根運動をほそぼそとはじめ、2010年には長野県の寿命が男女とも全国1位に。
このムックでは、著者が啓蒙した食生活の内容をさらにバージョンアップさせて、健康に長生きするために気を付けたい体のこと、それに付随した簡単レシピを紹介していきます。