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日本人への遺言(松原 泰道 著)

日本人への遺言

— 松原 泰道 著
  • ページ数:192頁
  • ISBN:9784838719532
  • 定価:1,650円 (税込)
  • 発売:2009.02.26
  • ジャンル:自己啓発
『日本人への遺言』 — 松原 泰道 著

紙版

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生きていくということは、どうしてこんなに辛いのか。迷い、不安、恐怖、怒り……。人間は誰しもがさまざまな悩みを抱えながら日々の生活を送っています。とくに昨今は、自分を取り巻く環境や状況に負けてしまい、心が折れ、「なぜこんなにも辛い世の中を生きていかなければいけないのか」と、自問自答する人も少なくありません。心の大恐慌時代。生きる光となるものはないだろうか。101歳の僧侶、松原泰道が、長い人生の中で見つめてきた、人の心の在りようや社会情勢。それらすべての経験から得た生きるための智慧を、老若男女すべての日本人への「遺言」という形で100の言葉にまとめ、物事のとらえ方、考え方について語っています。人間関係、仕事、家族、恋人、子育て、お金、欲、孤独、死と多岐にわたった状況を背景に、「身のまわりでおきる出来事はすべて現象だ」ととらえる人生観。「何事も俯瞰で見て淡々と生きよ」と説く、読んだだけで心が穏やかになる、究極の人生指南書です。
●著者紹介:松原 泰道(まつばら・たいどう)
明治40年東京生まれ。昭和6年早稲田大学文学部卒。岐阜・瑞龍寺専門道場で修行。昭和26年臨済宗妙心寺派教学部長に就任。昭和52年まで龍源寺住職。全国青少年教化協議会理事、「南無の会」会長等を歴任し、各種文化センター講師を務めるなど、講演、著作に幅広く活躍。平成元年に仏教伝道文化賞、平成11年に禅文化賞を受賞。著作に『般若心経入門』『わたしの歎異抄入門』『人生を豊かに生きる12章』(祥伝社)、『百歳で説く「般若心経」』(CDブック/アートデイズ)、『きょうの杖言葉 一日一言』(海竜社)、『いまをどう生きるか―現代に生かすブッダの智慧』(五木寛之との共著、致知出版社)等がある。