45分でわかる!14歳からの北朝鮮のすべて。(辺 真一 著)
●内容紹介
核やミサイル武装に拍車がかかり、金正日の健康状態も心配される昨今。世界中の国々との微妙な駆け引きのもと、軍事が最優先の国策で成り立つ独裁国家、北朝鮮。拉致、覚せい剤・偽札製造、工作員によるスパイ活動、核武装……。「何を考えているのかわからない」、「何をしでかすのか不気味」とも言われるこの国について、建国から政治、経済、国民の生活、そして金正日やその家族までを、コリア・レポート編集長の辺真一がわかりやすく解説しています。なぜ北朝鮮はトラブルメーカーなのか、なぜ日本を憎むのか、どうすれば隣国付き合いをうまくできるのか。読めば答えを導き出せる1冊です。
◆ 金日成によって北朝鮮が建国された
◆ スターリンの手法を真似て独裁国家へ
◆ 国家は朝鮮労働党による一党支配
◆ 核、ミサイル、化学兵器までも持つ国
◆ ミサイルや核兵器開発は「金の卵」
◆ 北朝鮮と韓国、どちらの軍事力が上?
◆ 核武装国家の崩壊は世界の破局を招く
◆ 孤独な幼少時代を過ごした金正日
◆ 4番目の内縁の妻は大阪生まれ
◆ 金正日は「男はつらいよ」の寅さんファン
◆ 拉致問題は解決できるのか?
◆ 食糧配給は1日1人たった500グラム
◆ いつか素晴らしい国になると信じる国民は多数
◆ 最近の人気職業は以外にも漁師
◆ 男女とも結婚相手の条件は財産のある人
◆ マスゲームは褒美目当てに参加希望者が殺到
◆ 美女軍団「喜び組」に選ばれる条件
◆ 金正日の後継者は誰になるのか?
◆ もし金正日が亡くなったら
◆ 南北統一は可能なのか?
◆ 日本との関係は今後どうなる?
●著者紹介
辺 真一(ぴょん じんいる)
1947年東京都生まれ。明治学院大学英文科卒業後、10年間の新聞記者を経てフリージャーナリストとなる。新聞記者時代の80年に北朝鮮を取材訪問する。82年、朝鮮半島問題専門誌「コリア・レポート」を創刊、現編集長。85年には「神戸ユニバーシアード」で南北統一応援団を結成する。86年からテレビやラジオ等、各種メディアで評論活動を開始。91年には東京で南北国連同時加盟記念祝賀宴を開催。92年、韓国を取材訪問し、以後今日まで30数回に及ぶ。98年からラジオたんぱの「アジア・ニュース」のパーソナリティに、99年には参議院朝鮮問題調査会の参考人を務める。現在、海上保安庁政策アドバイザー、沖縄大学客員教授。主な著書に、『朝鮮半島Xデー』(ディーエイチシー)、『北朝鮮100の新常識』『強者としての在日』(共にザ・マサダ)、『韓国人と上手につきあう法』(ジャパン・ミックス)、『韓国経済ハンドブック』(全日出版)、『北朝鮮亡命730日ドキュメント』『金正日「延命工作」全情報』(共に小学館)ほか多数。 訳書には『凍れる河を越えて』(講談社)、『北朝鮮が核を発射する日』(PHP研究所)などがある。