片山正通教授の「遊ぶ」ように「仕事」をしよう(片山 正通 著)
【Casa BRUTUS 特別編集】武蔵野美術大学7号館401教室で行われている特別講義『instigator』。インテリアデザイナーの片山正通教授が、世界で活躍する憧れの先輩たちを招いて行われる大学講義は、毎回整理券を配らなければならないほどの熱狂ぶりを見せています。
本書は、これからの新しい時代を作る若い世代に焦点を当て、佐野研二郎、VERBAL、蜷川実花、川村元気、山口一郎(サカナクション)といったクリエイターをゲストに迎えました。
特別講義で先輩たちが教えてくれたのは、「遊ぶ」ように「仕事」をしよう、というシンプルなメッセージ。大学講義の常識を超えた豪華ゲストが登場する『instigator』は、片山教授の「僕がいま大学生だとして、誰のどんな話を聞いたら、これからの人生が有意義な時間に変わっていくのだろう?」という自身への問いかけからスタートしました。
講義では、「遊ぶ」ように「仕事」をしている扇動者(instigator)たちが、少年時代や学生時代をどのように過ごし、どうやって進路を決めたのか。そして、仕事に就いてからどんな転機を迎え、困難をどのようにして乗り越えたのか。その具体的なサンプルを提示していきます。これらの講義内容を完全収録すると共に、毎回会場に集う約500人の生徒たちが発する熱気や息づかいまでをも記録。カーサ ブルータスによる独占取材。