プラスワン講座 第11回『話題の蒸しいため料理で野菜を摂って健康に。』報告レポート
【クロワッサン倶楽部会員限定】 クロワッサン学園 プラスワン講座
第11回
話題の蒸しいため料理で野菜を摂って健康に。
今回の「蒸しため」は、若林さんの野菜の力強い美味しさを調理後も残したいという強い思いからできたもの。「茹でたり、蒸したりしてみたのですが、水やらガーゼやらに、野菜の美味しさをもっていかれているようで、悔しいので、何とかならないか」と試行錯誤のうえで作り上げたとのこと。その発見までのお話をたっぷり聞かせてもらった後、いざ実演です!
まず1品目は、“ブロッコリーの蒸しいため”。こちらは本当に簡単! お鍋(シャスール製のほうろう鍋)に食べる大きさにカットして入れるだけ。シンプルに素材の味を引き出すためには、入れるものは3つ。まずはお塩。自然塩や天然塩がオススメとのこと。そしてオイル。若林さんはアントシアニンなどオメガ3が豊富なグレープシードオイルを使用していました。そして最後に水を少々。まず塩が野菜の水分を引き出し、オイルで温度を上げて、その水蒸気が動くことによって野菜を蒸しあげ、美味しくしていきます。調理時間は強火で2分ほど、「その間は、お喋りや他の家事に使ってください」。2分後、フタを上げると、会場にはブロッコリーの美味しそうな香りが! あっという間の出来上がりに、会場にきた読者の方々からも感嘆の声が漏れていました。
2品目は“にんじんとセロリとベーコンのきんぴら”。『クロワッサン』本誌にも掲載した簡単レシピで、次々と野菜を鍋に入れ、「蒸しいためをしたあと、オリーブオイルを入れてかき混ぜずにかるく炒め、醤油とバルサミコ酢を混ぜたものを加えてかるく火を入れるだけ」とのこと。2分ほど蒸しいためをした後、オリーブオイルとバルサミコ酢を入れて、さらに中火で2分。野菜の味を生かした新感覚のきんぴらがあっという間に完成しました。
そしてお待ちかねの試食タイムでは、会場中から「おいしい!」の声が続々。参加した読者の方々に声をかえてくれる若林さんは「おくちにあいましたか?」が口癖で、それが最初の書籍(6年前)のタイトルになったという秘話も教えていただきました。ほかにも、ご自身や教室に参加されている生徒さんの食の体験談などを、身振り手振りを交えて、楽しくお話していただきました。
あっという間の90分、読者からは多くの質問の手が上がりましたが、残念ながら時間切れ。ただ、最後にサプライズで著書を会場に来てくれた一人ひとりに手渡していただき、興奮冷めやらぬまま、講義は大盛況で終了しました。
当日の様子はこちら
【講師プロフィール】
若林三弥子
年に1、2回行われる「クロワッサン学園」とは別に、クロワッサン倶楽部の会員のみなさまを集めて、月1回程度、都内のカルチャースクールなどで小規模の講演会や講習を行います。
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日時:平成26年7月1日(火) 13時30分~15時10分
渋谷・カルチャーワークス(東京都渋谷区神南1-12-10)
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