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プラスワン講座 第4回『カラダを変えるストレッチ&セルフケア』レポート。

【クロワッサン倶楽部会員限定】 クロワッサン学園 プラスワン講座 報告
第4回
トレーニングのスペシャリストに学ぶ
カラダを変えるストレッチ&セルフケア。

 
座学続きだったプラスワン講座ですが、第4回はトレーニングルームでエクササイズにチャレンジ。本格的な施設とトレーナーを持つジムが会場(カルチャーワークス)というメリットを活かした内容に、参加者からは「体を動かすって気持ちいい」「肩凝りが解消された感じ」など、喜びの声が聞かれました。

今回の講師は、トップスイマーのコンディショニングやトレーニングも担当している、カルチャーワークス所属の理学療法士・辻端大輔さん。テーマは「カラダを変えるストッチ」。

講座を受けたところ――、実際、かなり変わりました! 重くてコチコチだった肩が噓のようにすっきりと。肩凝り解消には、肩甲骨まわりや首のマッサージが効果的と思いきや、辻端さん曰く、「肋骨1本1本の間を広げる、それを意識したストレッチが効くんです」と。なぜなら、頸椎・背骨、肩甲骨などの土台的部位が肋骨だから。

今回、参加されなかった方々も、「肋骨を広げる」を意識してストレッチしてみてください。目から鱗の気持ち良さが体験できるかもしれませんよ。詳しくは、写真キャプションに書きました。肋骨のストレッチが終わったら、股関節をストレッチ。さらにその両方を一度にできるストレッチと、「ダイナミックストレッチ」を。一連の動きで、肩凝りだけでなく、全身がすーっと軽やかになってくるはず。ただし、痛みを感じるほどのストレッチは禁物。もしも筋肉痛が起きたら、ストレッチはしばらくお休みし、収まったら再開してとのことでした。

辻端 大輔さん
「カルチャーワークス」トレーナー、理学療法士


【講師プロフィール】

1978年生まれ。2013年まで国立スポーツ科学センター メディカルセンターで、アスレティックリハビリーテーションを担当し、各種国際大会の日本代表のメディカルスタッフとして帯同した。現在でも、多くのトップスイマーのコンディショニングやトレーニング、マッサージなどを担当する。2013年から、カルチャーワークス所属。リハビリやコンディショニング関連の専門著書あり。


【クロワッサン学園 プラスワン講座とは】
年に1、2回行われる「クロワッサン学園」とは別に、クロワッサン倶楽部の会員のみなさまを集めて、月1回程度、都内のカルチャースクールなどで小規模の講演会や講習を行います。
イベントの参加者募集は倶楽部会員の限定メルマガから行っております。
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当日の様子はこちらから
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① 肋骨のストレッチ。腕を、開いた脚の方向に傾ける。肋骨と肋骨の間を1本1本広げるイメージで。胸を上に向ける(カラダを少し反る)とより広げやすい。腿を伸ばすのが目的ではないので、脚はラクに。
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② こちらも肋骨のストレッチ。うつ伏せで上体を捻る。


 
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③ 股関節をストレッチ。後ろに引いている脚にお尻を少しのせるとより伸びる。
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④ こちらも股関節のストレッチ。両肘をつき、折り曲げた脚に胸をより近づけるように伏せる。


 
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⑤ 肋骨と股関節の両方をストレッチ。上にあげた両手を、膝を立てている側に傾ける。このとき体重は立てているほうの脚にかけて。
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⑥ こちらも肋骨と股関節、両方のストレッチ。ちょっとヨガみたいですね。


 
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⑦ 前進しながら行う「ダイナミックストレッチ」。右脚を前に折り曲げたら、左脚は後ろに折る。これを繰り返して前進します。終わったら、左右逆に。
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⑧ カニのように横歩きする「ダイナミックストレッチ」。バランスも養なわれます。


 
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⑨ 四つんばいになり前進する「ダイナミックストレッチ」。前についた両手は床から離さずに、脚は遠くから手の近くへと、両足を揃えて跳ねるようにして移動させます。かなりハードですが、筋力がアップ。
 
⑩ ちなみに、両足を揃えて壁にぴたっと背中をつけて立ったときに、腰と壁の間に隙間ができますよね? それをできるだけなくす努力をしてみましょう。1日に、30秒×5回が目標。骨盤のねじれが解消して、2〜3週間続けるうちに姿勢に変化が。
⑪ お土産は、カルチャーワークスのバスタオルと本誌最新号。付録付の美容特集、もう、お読みいただきましたか?