2000年9月に発売されて以来、分かりやすく、役に立つと、ロングセラーとなっている『体のツボの大地図帖』が、装いも新たに、よりコンパクトになって、一冊の本になりました。
　病院不足が叫ばれ、医療費の負担が増えている現状では、体のちょっとした不調は、ある程度は自分で対処することが求められています。その際、今最も注目されているのは、ツボ治療です。ふっと時間が空いたとき、家事が一段落したとき、風呂上り、寝る前の数分、ひょっとして電車やバスの中でだって、きちんとツボの位置、押し方さえ覚えておけば、いつだってツボは自分で押せるわけですから。
　本書は、全身に2000以上あるといわれるツボの中でも重要なツボを、頭、顔、胸、背、腹、腕、足の部分別に、大地図帖として分かりやすく表示しました。各ツボの名称と、その位置を探すときの目安、押し方もあります。
　また、腰痛や肩こり、頭痛や歯痛などの痛み、肌のくすみやシミ、シワ、やせるなど女性の美容などに効果の高いツボなど、症状別に対応できるものを幅広く紹介しています。
　特に、自分で押しやすい手のツボ、足のツボについては、より詳しく解説し、最後に正しい押し方についても細かく紹介しています。
　この本を身近なところにおいて、活用していただくことを願っています。

目次
・効果のある、応用のきく15のツボをしっかり覚える。
・効果が脳に直結する手には重要なツボが集中しています。
・症状別に効果のあるツボ
・痛み、女性・美容不調などなど。
・全身の症状に対応する足のツボの反射体、詳細地図帖。
・最後のツボの正しい押し方。