僕の姉ちゃん(益田ミリ 著)
●内容紹介
社会人1年生の弟と、三十路過ぎのベテランOLの姉。ひょんなことから始まったふたり暮らし。素直でおっとりとした弟と、しっかりもので頭の回転の早い姉。性別も性格も違うふたりは、仕事を終え帰宅した部屋で、今夜も会話を始めます。
恋、仕事、人間関係、生活全般……。会話のテーマは、さまざまですが、その内容は姉弟だからこその率直さに満ちており、女性には大いなる共感を、男性には大いなる驚き(?)を与えることうけあいです。特に姉ちゃんが繰り出す、ぶっちゃけトークは一見、意地悪だったり、非論理的な意見のようにみえますが、よーく咀嚼してみると、実はしごくまっとうな“ぶれない視点”に立っており、単なる共感にとどまらない新しい視座を私たちに与えてくれます。
笑いながら共感、繰り返し読むほどに滋味深い……。著者の新境地コミック、是非、ご一読ください!
●著者より
「仕事を終えて帰宅した女性が、その日あったさまざまな出来事を気弱な弟に『強引に』語って聞かせる。アメリカのコメディドラマみたいな漫画を描いてみたいと思っていました」(益田ミリ)