ベルばら手帖 マンガの金字塔をオトナ読み!(湯山 玲子 著)
こんなに深かったんだ!
大人になって再読&発見する
新しいベルばらの世界へ。
日本マンガの名作、『ベルサイユのばら』連載終了から40年。
少女時代の熱い思いはそのまま、でも大人には大人の、ベルばらの読み方がありました。
著者は分析します。たとえば…
現代の女だってまだできない!? 誘う女だったオスカル。
アンドレ、実は激情型の肉食系!?
デュ・バリー夫人は、いまならトップに君臨する銀座のママ。
バブル期採用の女性社員の中にはポリニャック的な強者がいる。
最強の天然、森ガールのロザリー。
ジェローデルは実は愛のために身を引く、器の大きい男だった……
などなど、人生の荒波を越えてきたいまだから納得することばかりなのです。
また、西本智実、島田雅彦、壮 一帆(宝塚歌劇団)、よしながふみ、鹿島 茂、苫米地英人など著名人との対談で明らかになった事実や、ロココのモード分析、ヴェルサイユ宮殿リポート、フランス革命時の食卓事情、宝塚歌劇団によるベルばらの考察も。
さらに、胸ときめかせたカラーイラストや、懐かしいキャラクター、忘れられないあのシーンなど、ビジュアル要素もたっぷり。さまざまな角度からベルばらワールドに浸れる、ファンにはたまらない1冊です。