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踊ろう、手のひらの上で(松尾スズキ 著)

踊ろう、手のひらの上で

— 松尾スズキ 著
  • ページ数:192頁
  • ISBN:9784838734191
  • 定価:2,200円 (税込)
  • 発売:2026.12.15
  • ジャンル:エッセイ
『踊ろう、手のひらの上で』 — 松尾スズキ 著

紙版

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「60歳になったら一度、スケジュールを真っ白にしてみたかったのだ」
「未知の体験は、いずれネタになる。それでいいじゃないか」
「存在のあいまいさに耐えてきた。不安であるが、おもしろいが勝つ」

「大人計画」の旗揚げに始まり、作家、演出家、俳優、絵描き、ダンサーとマルチすぎる活躍を披露し、常に新たな表現を探求してきた松尾スズキ氏。
悲劇か、喜劇か。そんな彼の目まぐるしい日常を描いたエッセイ、5年に及ぶ雑誌『GINZA』の人気連載がついに書籍化します。
本業の演劇から趣味のサウナに韓国カルチャー、AI、ヘルニア、引っ越し、妻との暮らしに母の死、亡き父といった家族の話まで、色とりどりな43篇が集まりました。今作のために書き下ろしたあとがきでは、自らのエッセイの途を振り返りつつ、「今」の思いを吐露するひと幕も。

『踊ろう、手のひらの上で』の大胆な装画は、松尾氏作の絵画『濁流』を、ブックデザイナー名久井直子氏が新たにデザイン。

鋭い視点をもってユーモラスに語られる、剥き出しのリアル。またしても松尾氏の何層もの魅力に満ちた一冊ができました。


((『踊ろう、手のひらの上で』刊行にあたり松尾スズキからのメッセージ))
今年は初めて本格ミュージカルに手を伸ばし、小説を書き、新しい劇団を立ち上げ、ダンサーデビューまで果たしたあげく、北九州市立美術館にて個展を開きます。自分で自分の独特さにめまいを感じている、ミスターオリジナリティ松尾スズキです。
そんな中、GINZAに連載していた『踊ろう、手のひらの上で』が本になりました。
どう考えてもおもしろいエッセイ集でしかないでしょう。


((目次))
雪が降った。妻の耳を描いた
枕猫
どやさずにいられない
痛みをめぐる冒険
記念日という匕首
風と木とパンチパーマの詩
恥ずかしい戦争
見透かされて、見透かされ終わった
魔がさす。虚をつく。うどんにする。
高倉健に、電子タバコは、似合わない
おじさんがいた風景
真っ白なショー
“普通の人間”みたいに歩く
心残りと、炒飯と
さもしさに身を捩らせて
秋晴れと物件
わが街になるのか、この街は
山場を二つ抱えたままで
漂流正月
道徳と不寛容のはざまで
なぞるとなぞれないについての謎
ソウル今昔(個人の感想です) 
因果鉄道の夜
凶暴が似合わない
スタンド・バイ・ミー
ステップステップキックキック
松尾、初めて推す
人生をそっと捧げて
縁あって、詩をもらう
存在の耐えられるあいまい
わたしのヘルニア国物語
カセットテープダイアリー
チャットGPTは夢を見るのか?
覚えられない男
おのれにかける魔法
甘い革命
チャップリンの血
「えもい」と「ばかばかしい」のはざまに
「くすくす」にまた、すがりつきたくて
波風と性分
帳尻合わせの松尾、発動
調子に乗るや、乗らざるや
接しやすさの彼岸?