この春のネイルを見ていたら、思わず「わぁ、懐かしい～」と叫んでしまった。その懐かしい色とは、一見ブラックのようだけれど塗るとほのかに赤や茶色、まさに「血豆色」や「ヴァンプカラー」なんて呼んでいた色たち。これが2016年にわかにリバイバル!と思ったら、若い子は「わぁ、新しい～」ですって。ぎゃふん!　こういうマニキュアはやっぱり若さの特権かしらね。いいえ、ペディキュアで楽しむ手（足?）がありますよ。大人だったら、靴を脱いだときに、チラリと見える毒っ気くらいで、ちょうどいい。それにしても、大人になるとネイルの色選びって難しい。私はこの「血豆色」のように、パッと一目見て惹かれる色は、最初からペディキュア前提で考えます。では、マニキュアは……というと、これも流行のヌードトーンなら、大人にもいい感じ。そう、手は地味、足は派手。そんな、組み合わせを考えるのも、マニキュア&ペディキュアの醍醐味ですよね。