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『ロッカールームで待ち合わせ』1116号 はみだしレポート レスリング 高谷惣亮選手所属:ALSOK 階級:フリースタイル74㎏級

本誌連載「ロッカールームで待ち合わせ」で、紹介しきれなかった写真&こぼれネタをお届け!
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「初めて出た試合で優勝。
やめられない空気になっちゃいました(笑)」

レスリングが盛んな地域に生まれ、12歳からレスリングを始めた高谷惣亮選手。「当時、僕は空手をやっていたのですが、兄と弟がレスリングをやっていたので、周りから『1度やってみろ』と言われて。1回だけなら、と思い、練習に参加してみたら、練習のロープ登りやマットでの稽古が思いのほか楽しかった。そして、なぜか1週間後の試合に出ることになり、優勝しちゃったんですよ。そしたら先生にも『もう、おまえやめられないぞ』と言われ、続けなければいけない雰囲気になってしまいました(笑)」

子供ながらに空気を読み(笑)、レスリングの道を歩む決意をした高谷少年。今では名実ともに日本男子レスリング界のエースへと成長し、今回のリオ五輪では周囲からの大きな期待を背負って戦う。「自分の選手生命を考えても今回は絶対に勝ちたい。金メダルを取って有名になりたいです(笑)」

力強く意気込みを語る高谷選手だが、本誌でも紹介したように「プレッシャーで吐きそうになったり、逃げ出したくなることもある」そう。「親が作ってくれたゴハンを食べて、1日中ダラダラしていたいって思うこともあります」と本音をもらす。そんな高谷選手の元気メシは母親が作ってくれるオムライス。「トロトロ卵ではなく、しっかりと火が通った昔ながらのオムライスなんですが、本当にうまい! トロトロの卵をナイフで切って食べるようなオムライスは僕にしてみたら邪道(笑)。もし、彼女がトロトロオムライスを作ってくれたら『おいしい!』って言いますけど、そのあと指導が入りますね(笑)」

練習先の拓殖大学には愛車のバイクで。「この時季、バイクで走るのはすごく気持ちいいですよ!」
練習先の拓殖大学には愛車のバイクで。「この時季、バイクで走るのはすごく気持ちいいですよ!」
PROFILE:
たかたに・そうすけ
1989年4月5日生まれ
B型、身長178cm 
京都府出身
12歳でレスリングを始め、レスリングの名門・網野高校から拓殖大学へ。2011年の全日本選手権で初優勝を果たし、翌年、ロンドン五輪に出場。2014年の世界選手権では銀メダルを獲得。強くて鋭いタックルが武器で、愛称は“タックル王子”。
GO! GO!
ここで、観られます!
リオ五輪レスリング男子フリースタイル74㎏級の試合は8月19日。「必殺技の“クワガタタックル”で勝ちます!」。所属HP www.alsok.co.jp/company/sports/


※この記事は、Hanako1116号掲載の「ロッカールームで待ち合わせ」で紹介しきれなかった写真&こぼれネタです。
photo: Rie Odawara text&edit: Naoko Sekikawa