クロワッサン今さら人に聞けない おとなのマナー〔新装版〕(マガジンハウス 編)
「お香典は、どんなときも“御霊前”の袋を使っている」「頂き物をしたら、すぐにお返しをしている」「“平服で”のお招きなら、カジュアルないつもの格好で」「“ご苦労様”“お疲れ様”どんな関係でも使っている」「目上の人へのお願いの手紙も、書き出しは前略で」「和食を口に運ぶとき、左手を受け皿のように添えて」「出されたおしぼりで、口を拭いたり、テーブル拭いたり」「立食パーティー、椅子を確保して座りっぱなし」「旅館の食事、嫌いなものが多いから残すことが多い」「ご招待、約束の時間より必ず早く訪問している」……。
こんなマナー違反、していませんか。
ふだんからどうしたらよいのか、迷っていたこと、知っているとたかをくくっていたのに、実は分からないでいたこと、公的な場面で外しては恥をかく決まり事、日常のちょっとした場面で首をひねってしまう「こんなとき、どうする?」といったこと。
クロワッサン世代の生活には、公的にも私的にも、人との関わり合いの中で、マナーを問われるさまざまな場面が待ち受けています。日々の暮らしを気持ちよくスムーズに成り立たせるマナー、しっかり理解していますか。
マナーは苦手、という人も、あまり堅苦しく身構える必要はありません。他の人に不快な思いをさせたり、周囲の自然な流れや和を崩すことをしない、という基本をしっかりおさえれば、あとは自分らしく、現代的に、合理的に。いざというとき、うろたえたり、縮こまってしまわないために、心得ておきたい今の時代のマナー。結婚、食事、人づきあい、旅行、贈り物、言葉、葬儀、服装・化粧、通信……、生活のさまざまな場面で、もう悩まない、迷わない、ちゃんとしたおとなのマナーがわかる本。このムックは2004年6月発行版の新装ダイジェスト版です。