免疫力の低下や高血圧、うつ病など、体と心両方の不調の原因となるストレス。ストレス解消には、運動や太陽の光を浴びることも大切ですが、バランスのよい食生活も欠かせません！
　本書では、いま注目の、ストレス緩和につながる“幸せ脳内物質“・セロトニンについて、セロトニン研究の第一人者・有田秀穂先生が解説。 さらに、ストレスを改善する食べ方＆簡単レシピを提案します。
　とくに積極的に摂りたいのが、セロトニンを作り出す必須アミノ酸・トリプトファンを含む食材。といっても、難しいことではありません。バナナや納豆、牛乳など、身の回りにある食材から簡単にトリプトファンを取り入れられるメニューを、多数掲載しています。さらに、コンビニ食の選び方など、忙しい人に嬉しいプチテクも。
　毎日の食事の中で少しずつ心がければ、心も体もイキイキと輝く、ストレスフリーな毎日が実現できます！

有田秀穂　ありた・ひでほ
1948年、東京生まれ。東京大学医学部卒業後、東海大学病院で臨床に従事。筑波大学基礎医学系では呼吸関連の研究を行い、その間、ニューヨーク州立大学に留学。現在は、東邦大学医学部統合生理学教授。いま話題のセロトニン研究の第一人者で、「セロトニン道場」代表。著書に『脳からストレスを消す技術　セロトニンと涙が人生を変える』（サンマーク出版）、『セロトニン・ウォーキングで、スッキリ＆キレイ！』（エクスナレッジ）など多数。

植木もも子　うえき・ももこ
料理研究家、管理栄養士。国際薬膳師、国際中医薬膳管理師、国際中医師の資格も持つ。「毎日の食事が健康を作る」をモットーに、雑誌や書籍などで活躍。主な著書に、『野菜の力を発揮するおいしいレシピ100』（トランスワールドジャパン）、『いつもの素材でパワースープ』（文化出版局）、『うつに効く食べもの、食べ方、作り方?うつの予防と解消は食を正すことから』（保健同人社）など。