クロワッサン特別編集家計簿2014(マガジンハウス 編)
クロワッサン家計簿は、2014年度版で、いよいよ3年目を迎えます。家計簿は3年続けると、家計の勘所がつかめてくるといいます。
2012年に家計簿デビューした人も3年目。この2年は、節約をテーマに、暮らしの体力づくりに焦点を当てて、家計の見直しを提案してきました。
2014年は、将来に向けての不安を少しでも解消すべく、安心して暮らせるわが家の家計について、本腰を入れて考えてみましょう。
2013年、アベノミクスという言葉だけがひとり歩きしているようで、わたしたちの生活にまだ明るさは見えていません。今後、消費税増税による打撃も避けられません。先が見えない時代、いよいよ家計はどうなるのでしょうか? 切実です。わたしたちの生活、家計の足元を地道にきちんと固めていくために、どう対応していったらいいのでしょう。
今、わが家の、ひとり暮らしの人には自分の、経済がどうなっているのか、まずは家計をしっかり把握して、将来に向けての計画と準備を入念にし、健全な家計を目指しましょう。
出費を抑えようとすると、食費や外食、日用品、衣類費といった日々の生活費=やりくり費といった、お財布から出るお金をまずどうにかしなくては、と思いがちですが、チェックすべきは、固定費と呼ばれる住居費(家賃、ローンなど)、電気代、電話代、保険料といった口座から引き落とされるお金。一時的な削減ではなく、継続的な出費軽減が期待できるからです。
2014年版は、“お金の貯めどき、使いどき”をテーマに、今の時代に即した貯蓄術と消費のあり方を考え、アドバイスやポイントを盛り込み、将来に向けて、安心して暮らせる家計のつくり方を考えていきます。
きちんと自分の家計、経済と向き合い、賢く節約しながら、生活のシンプル化、さらにはブラッシュアップを図り、積極的に将来への資金づくりに取り組むために、クロワッサン家計簿を日々のパートナーに、あなたの暮らしをより豊かに育てていきましょう。
日々の書き込みが楽しくなる、書きやすい紙、使いやすく見やすいレイアウト、開きやすい綴じ、スタイリッシュなライフスタイルにもすっきり馴染むシンプルなデザイン。
2014年もこの1冊、となる家計簿です。