クロワッサン特別編集 作りおきと常備菜(マガジンハウス 編)
忙しいときや疲れたときほどおいしいものが食べたくなります。
でも、長い時間キッチンに立って作る気力がでないときもあります。
そんなとき、冷蔵庫からすぐに出して食べられる常備菜があったら、
きのう作っておいたものをちょっとだけ味や形を変えて食べることができたら
きっと家族も喜ぶはず――。
そんな思いを実現するために、作りおきと常備菜をたくさん集めて一冊にしました。
昔ながらの日本の作りおき料理、意外に役立つたれやペースト、
ヘルシーな野菜の常備菜、イタリアや中国薬膳、
韓国の作りおきや常備菜の知恵も教えてもらいました。
時間のあるときにまとめて作っておいて、あとでいろいろな料理にアレンジする。
たとえば鮭の味噌漬け。まずはそのまま焼いておかずに、
多めに焼いてほぐしておけば、翌日はポテトと合わせてお焼きに、
3日目は炒り卵と鮭の2色そぼろ丼。
そんな自由自在に変化させられる基本のおかずやソース、たれを
この本では「作りおき料理」と名付けました。
お腹がぺこぺこだから、すぐにごはんが食べたい、
とりあえずお酒のつまみが何かないかな。
そんなときのために、冷蔵庫から出してすぐ食べられる、
常備菜も作っておきましょう。
野菜たっぷりの当座煮、あつあつごはんにかけるふりかけ、
ピクルスに鶏レバーの醤油煮、バーニャカウダソース。
常備菜の数々、このなかのいくつかが冷蔵庫に入っていれば安心です。
206のレシピ、みなさんの毎日の食事に役立つものがきっとあります。
忙しくてもおいしいものを食べたい。そんな食いしん坊向けのメニューばかりです。