Dr.クロワッサン 目が甦る7つの習慣(マガジンハウス 編 後藤 英樹 監修)
目は体の中でも、最も「老化」を実感しやすい部位です。
40歳代になると、多くの人に老眼が始まり、手元の文字が読みづらくなってきます。50歳代、60歳代と年齢を重ねるにつれ、近くのものにぶつかったり、何かにつまずいたりと視野が狭まることによる日常生活でのトラブルも経験します。また「バッグの中のものが探しづらくなってきた」「夜、車の運転をするのがちょっと怖い」というように、暗さが苦手になる人もいます。
さらに、パソコンやスマホなどの明るいモニター画面を長時間見つめる生活は、目の不調に拍車をかけます。現代人の生活は目の健康を犠牲に成り立っているのです。しかしながら、目を老化から守り、若さを保つために何かを行っている人はといえば……、残念ながらほとんどいません。
このムックでは、日常生活の中に取り入れやすい、目に優しい習慣を紹介しました。目にいいことは、体にいいことでもあります。目の老化を嘆くばかりでなく、積極的にいたわる習慣を、ぜひ実践してみてください。