「柔道以外なにもできないので…家事の得意な女性が理想ですね(笑)」

ベイカー茉秋選手が汗を流す東海大学の柔道場にオジャマすると、聞こえてきたのは気合の入った掛け声ではなく、ノリのいいPOPな音楽。「最初は軽快な音楽を流して準備運動します。柔道に対して古臭いイメージを持っている人もいるだろうし、僕も最初は、太っている人がやっていて汗臭そう…って、そんなイメージを持っていました(笑)。でも、今は国際的だし、カッコいい選手も多いし。リオ五輪を観てもらったら、イメージももっと変わるんじゃないかと思います」

現在はリオでの本番に向けて、練習も一層ハードに。大学での練習や日本代表の遠征などで、慌ただしい日々を送っていると、どうしても後回しになるのが部屋の掃除。「大学の授業に出て、柔道の練習をして、練習が終わったら洗濯して、お風呂に入って、ゴハンを食べて、寝て。起きたらまた朝練が始まって…というサイクルなので、掃除する時間とか全然ないんです。その上、遠征があったりすると、洗濯物もたまっていくし。ホントに手に負えないときはお母さんに来てもらって掃除や洗濯をお願いします。頼らないとホントに無理(笑)」と、かわいい弱音をはくベイカー選手。となると、お付き合いする女性は掃除や洗濯など、家事の得意な人が理想ですか？　「そうですね。僕は柔道以外なんにもできないので…(笑)」。その屈託のない笑顔と畳の上での凛々しい表情のギャップに、完全ノックダウン♥