マガジンワールド | クロワッサン - CROISSANT | 765
  • 目次
  • こぼれ話

No. 765 CONTENTS

14 カジュアルに上品に、おしゃれ基本術。
20 原 由美子さんの提案
上品さと華やかさと。ハイブランドの着こなし。
26 牧瀬里穂さんが語る
エイジングを考えた、日々のおしゃれとは?
30 コーディネートに重宝する、定番アイテムの条件。
34 誌上カウンセリング 新しいスタイルで、成功する方法。
38 カジュアル上手になる、パンツの着こなし方。
65 おしゃれなひとが、服を選ぶとき考えること。
68 原 由美子さんと見ました
おしゃれの原点、ココ・シャネルを描く映画。
70 おしゃれ心は、小物に発揮されます。
76 草刈民代さんのおしゃれ流儀
自分らしく、きれいなラインを大切に。
 
50 いまの年齢を生かす、装い方があります。
54 今シーズンのアイテムを、プロの目で厳選します。
 
85 [とじ込み付録] 西山 舞さんがコア・トレに挑戦
骨格のゆがみが取れ、1カ月でウエストが7センチ減!
 
80 シックなブラウンが秋を彩る、きりりと女らしい服。
96 秋肌のお手入れは、保湿と帯状毛穴に着目して。
98 原 由美子さんのエレガントな装い1
100 大人にふさわしい、カジュアルな靴とバッグ
102 ネットのセレクトショップならば、いつでも家の中でお買い物。
104 インソールの工夫で疲れない、長くつきあいたい靴。
106 大人の女性がうれしく思う、理想のナイティーが誕生。
 
152 「クロワッサンの店」情報
重ねて楽しむウエアは、ナチュラル感覚がキーワード
 
5あなたに伝えたい 228 阿部絢子さん
9 原由美子 おしゃれの視点 149
11 めぐりあう、日々の用品。津田晴美 94
13 そろそろ大人のおいしい暮らし 川津幸子 104
43 美しき日本の手技 149 「肥前びーどろ」イイホシユミコ
45 手みやげをひとつ 149 森脇慶子さん
132 エッセイ『ああ驚いた』47 いしいしんじ
134 着物の時間 274 平野 文さん
137 きれいの秘密 ネホリハホリ 202 日下部知世子さん
139 きれいの秘密 最新情報 203
147 クロクロから、あなたへ。117
156 巻末エッセイ『残るは食欲』 阿川佐和子 81
 
49 なんだかんだの、病気自慢 149 沢村 凜
60 わたしきのうきょうあした 149 上原ひろみさん
64 女の新聞 日常生活の中の差別 204
113 介護 236
114 最近、面白い本読みましたか
118 最近、感動した映画見ましたか  149 髙橋みどり
119 最近、心震える音楽聴きましたか 149 白河桃子
120 読者の手紙から
122 クロワッサン倶楽部
167 展覧会へようこそ 149 織作峰子さん
128 次号予告 766号の特集 
あなたが、片づけられない理由。
149 バックナンバーのご案内
151 クロワッサン定期購読のお知らせ
編集部こぼれ話

9月12日より公開の映画『ココ・アヴァン・シャネル』より。ボーダーマリンTシャツを着たシャネル。今では普通に目にする スタイルを最初にしたシャネルのセンスに脱帽。

シャネルの映画に学ぶおしゃれ基本術。

この夏から秋にかけて、シャネルを扱った映画や舞台が続いています。舞台では鳳蘭さんがシャネルを演じるミュージカルに続いて、大地真央さんもシャネル役で日本版オリジナル舞台に出演し、はからずも元宝塚トップスターがシャネルを演じることになって話題になりました。映画ではシャーリー・マクレーンが晩年のシャネルを演じた映画『ココ・シャネル』がヒット。そして9月には『アメリ』のオドレイ・トトゥがシャネルを演じる『ココ・アヴァン・シャネル』、来年1月にはシャネルの広告モデル出身のアナ・ムグラリスのシャネルによる『シャネル&ストラヴィンスキー』が公開されます。今年はシャネルのアニバーサリー・イヤーかと思われそうですが、実はそうではなく、これらはまったく偶然に出そろったものとか。あえて何か理由を探すとすれば、シャネルがパリに帽子のアトリエをオープンしてから100年なのだそうです。
いずれにしてもシャネルがファッションクリエーターとして世間に登場してから100年、女性のファッションはシャネルによって劇的に変わったといっていいでしょう。コルセットからの解放、シンプルな黒のカクテルドレス「リトルブラックドレス」の創造、ジャージーやツイードなど男性用の素材を女性の服に使用、漁師の着ていたボーダーのマリンTシャツをカジュアル着に転用、さらに最初に化粧品ブランドを始めたり、本物の宝石を使わないで装うコスチュームジュエリーを取り入れたり、現代の女性が何気なく装っているおしゃれやスタイルはすべてシャネルに始まっていたのです。
まさにスタイル革命の先頭に立っていたシャネル。さらに幼い時の不幸な境遇、華やかな恋愛遍歴、類い稀なるビジネス感覚とシャネルの人生はきわめてドラマティックで波瀾万丈。本人も美貌の持ち主で実に多面的な魅力を持った人物ですから、たとえ映画や舞台がいくら作られても、シャネルの全体像にはとうてい及ばないといえましょう。(ちなみにフランスではドラマティックな歴史ヒロインベスト4は、マリー・アントワネット、ジャンヌ・ダルク、エディット・ピアフ、そしてココ・シャネルなのだそうです)
今回はスタイリストの原由美子さんと2本のシャネル映画を見て、そこからおしゃれとスタイルを描いた場面をセレクトして解説してもらいました。原さん自身もシャネルについてはこれまでいろいろ調べてきて、写真集はじめ資料もたくさんお持ちでした。きっと映画の作り手もシャネルについてはずいぶん調べたことでしょう。それでも汲めどもつきないシャネルの世界はあまりに深いものがあります。映画を見たらきっとシャネルの劇的な生き方に圧倒されると思いますが、各シーンで描かれるおしゃれの誕生の瞬間もぜひ見逃さず楽しんでほしいと思います。

(編集TK)

 

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