マガジンワールド | クロワッサン - CROISSANT | 767
No. 767 CONTENTS
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料理好きの台所道具。 |
| 12 |
ホルトハウス房子さん
好きな道具に囲まれて、しあわせな台所時間。 |
| 20 |
白洲信哉さんに聞く
白洲家のご馳走は、土楽窯の土鍋で。 |
| 24 |
YOUさんが日本料理を習う
プロの味に仕上げる、道具の使い方。 |
| 28 |
ストウブ鍋を使えば、料理の腕が上がる理由。 |
| 32 |
ぐんと味わい深く、鬼おろしで大根をおろす。 |
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ぐんと味わい深く、鬼おろしで大根をおろす。
私の好きな鍋。文・イイノナホ |
| 36 |
陶芸家・井山三希子さんの
日々愛用するもの。 |
| 71 |
おいしいごはんを毎日食べたい! |
76 |
いま韓国では、水晶の鍋が注目です。 |
80 |
使いこむほどに美しく、日本の道具。 |
| 50 |
浜内千波さんが試しました
調理家電の実力。 |
| 54 |
道具の手入れを、簡単にすませるコツ |
| 58 |
石黒智子さんのごみ箱は、柔軟な発想で選びます。 |
| 82 |
Fashion表情のあるスタイルが、コートの愉しみ。 |
| 90 |
原 由美子さんのエレガントな装い 2 |
| 92 |
旅の楽しさを支えるのは、軽くて疲れない靴。 |
| 144 |
「クロワッサンの店」情報
自由自在に重ね着できる、この秋冬のアウター |
| 5 | あなたに伝えたい 230 大津秀一さん |
| 7 |
原由美子 おしゃれの視点 151 |
| 9 |
めぐりあう、日々の用品。津田晴美 96 |
| 11 |
そろそろ大人のおいしい暮らし 川津幸子 106 |
| 41 |
美しき日本の手技 151 甘糟幸子 |
| 43 |
手みやげをひとつ 151 福田里香さん |
| 130 |
エッセイ『ああ驚いた』49 いしいしんじ |
| 132 |
着物の時間 276 蟹瀬令子さん |
| 135 |
きれいの秘密 ネホリハホリ 206 笹浦洋子さん |
| 137 |
きれいの秘密 最新情報 207 |
| 139 |
クロクロから、あなたへ。119 |
| 148 |
巻末エッセイ『残るは食欲』 阿川佐和子 83 |
| 49 |
なんだかんだの、病気自慢 151 瀬々敬久 |
| 60 |
わたしきのうきょうあした 151 大野和士さん |
| 64 |
女の新聞 日常生活の中の差別 206 |
| 105 |
介護 238 |
| 106 |
最近、面白い本読みましたか |
| 110 |
最近、感動した映画見ましたか 151 谷村志穂 |
| 111 |
最近、心震える音楽聴きましたか 151 木村大作 |
| 112 |
読者の手紙から |
| 114 |
クロワッサン倶楽部 |
| 115 |
展覧会へようこそ 151 久家道子さん |
| 120 |
次号予告 768号の特集
使っていますか? 良質な食材。 |
| 141 |
バックナンバーのご案内 |
| 143 |
クロワッサン定期購読のお知らせ |
ホルトハウスさんの自宅テラスからの眺め、ホルトハウスさんの愛猫ブーちゃん。 | |
ホルトハウスさん家の猫と鰹節。
今回の特集の巻頭には料理研究家のホルトハウス房子さんが登場します。ホルトハウスさんの神奈川県・鎌倉山のお宅を訪ねて、ホルトハウスさん愛用の台所道具や器類、そしてそれらを使った和食の献立を撮影・取材させてもらいました。
編集部のスタッフが打ち合わせと取材で鎌倉山を訪れたのは、まだ夏の真っ盛りの頃。ホルトハウスさんのお店『ハウス オブ フレーバーズ』に隣接したご自宅のテラスからは鎌倉の自然の風景が望めます。樹々が生い茂った中に寺院の尖塔が少しだけ見えるような緑の大海は、まに絶景。斜面に建っているホルトハウスさんの家からはちょうど谷をのぞきこむかっこうで、見下ろす深い谷は樹々で埋まり、幻想的な光景が広がっていました。「この谷にはいろんな生き物がいるのよ」とホルトハウスさん。狐、狸、鳥、リス、蛇、ムササビ……といろいろ想像を巡らせていると、足元にホルトハウス家にいる生き物が寄ってきました。
そう、その生き物こそホルトハウスさんの愛猫のブーちゃん(本名はブーツ)なのでした。そのユニークなお顔は、ブス猫ブームの到来がもう少し早かったら、きっとスターになっていたといってもいいくらい。ブーちゃんは98年に出版されたホルトハウスさんの著書『日本のごはん、私のごはん』(文化出版局)の中にもちらっと写っているぐらいだから、猫としてはご高齢です。お年なので動きはゆっくり、それでものそりと動き回ってはスタッフの取材風景を興味深く眺めている様子。おかしかったのは撮影用の大型ペーパーのロールのなかにちゃっかり潜り込んでいたこと。狭いところに入りたがる猫の習性は、いくつになっても変わらないのかもしれませんね。
そして猫といえば鰹節。今回紹介するホルトハウスさん愛用の台所道具のひとつが、削り残しの鰹節をさらに細かくする削り器でした。ちょうど家庭用のかき氷器のような形状で、ハンドルをぐるぐるまわして鰹節を粉砕するというもの。台所でハンドルを楽しそうに回すホルトハウスさん、そこに決して鰹につられてモノほしげな様子ではなく、「ちょっとチェックしとくかにゃ」といった風情で見に来るブーちゃんが何とも微笑ましかったのでありました。
美味しさが生まれる空間は人も動物も幸せにする、ホルトハウスさんの台所に流れるそんな素敵な時間の様子はぜひ本誌でご覧ください。
(編集TK)
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