Hanako K-Diary大人アイドルとして完璧な実力 ! Double S 301の「U R MAN IS BACK IN JAPAN」が大成功。
4月20日に、日本盤ミニ・アルバム『ETERNAL S』を発表したDouble S 301。Hanako 4月14日発売号でもインタビューページにも登場したばかり。活動休止中のSS501のメンバーのうちの3人、ホ・ヨンセン、キム・キュジョン、キム・ヒョンジュン(マンネ)で結成(キム・ヒョンジュンとパク・ジョンミンは現在入隊中)。ソウル公演を皮切りに、台湾、日本、ロシア、南米とまわるツアーを開催中で、4月25日東京公演の会場となったTOKYO DOME CITY HALLには、SS501を支えて来た日本のファンたちが集結。待ちに待った「U R MAN IS BACK in JAPAN」ツアーは、SS501時代の「U R MAN」でスタートした。
『ETERNAL S』から、しっとり美しい新曲を披露。
『DIRTY LOVE』『SAXOPHONE』は韓国の最新アルバム『ETERNAL 5』から。501 の懐かしい曲を織り交ぜながら、ライブは加速していく。「3人で7年ぶりのコンサートです。会いたかったし、びっくりしました! 」と、久々にファンの熱さを感じまくるマンネ。「Double S 301のリーダーのヨンセンです。日本語おかしいんだけど、よろしくお願いします! 」との独特のかわいさに沸く会場。「月曜日なのにこんなに集まってくれてありがとうございます。前は二十歳でしたが、今は三十路です」と、こなれた日本語で挨拶したのはキュジョン。
501の名曲『僕のあたまが悪くて』に続いては、3人3様のソロコーナー。歌唱力を誇る3人らしく、それぞれの見せ場たっぷり。ヨンセンの『Let It Go』『Maria』では、ソロシンガーとしての歌唱力に集中したい会場が静寂に包まれた。
そして、日本アルバム『ETERNAL S』から『Fraction』『Let me know』『Never Ending Dream』、そして韓国 アルバムから『忙しくてごめんね』、先頃韓国で大ヒットを果たしたカムバック曲『PAIN』と続く。三十路になってもスリムで細マッチョ? な体型に黒のスーツをぴったりと着こなすハンサムな3人は、大人アイドルとして完璧。ドラマ「応答せよ、ダブルエス」の楽しいパロディ映像から、懐かしの501ダンスヒットナンバーになだれ込む。『Kokoro』『Distance~君とのキョリ』『LUCKY DAYS』。韓流アイドルと呼ばれた彼らの、アイドルらしい姿をまた見れたことが、奇跡。
うっとりさせる大人のセクシーと、感謝の涙と。
3人はうっとりする大人の実力派グループに成長した。しかしその背景にあるSS501を、3人はとても大事にしているのだろう。美味しいものをいつも5人で分け合って過ごした「兄弟」としての一体感と、彼らに惹き付けられてきたファンのストーリーをなぞりながら、ラスト『All My Love』でコンサートは最高潮に。「3人をずっと応援してください。僕、日本語、うまくなりましたよね!?」と無邪気なマンネ。「海外での活動を心配していましたが、ソールドアウトと聞いてびっくりしました。今日来てくれてありがとうこざいました」と誠実なキュジョンは、歌いながら大粒の涙を流した。そしてリーダーのヨンセンは「日本でできるかなぁ? と思っていました。今日みんなを見て、がんばらなきゃ、と思いました」と、最後までかわいい天才ぶりで会場を癒した。
アンコールはふたたびSS501メドレー『君を歌う歌』『弱虫』『Snow Prince』。そしてアンコールラストは、「客席のペンライトが星空みたい」というヨンセンの言葉からの『ホシゾラ』へ。「夏の活動もあります。楽しみにしてください! 」というマンネのメッセージに、次なるDouble S 301の大きな展開への期待しかない(編集部)。