マガジンワールド

YUCARI vol.14 ふるさと、お国ことば (マガジンハウス 編)

YUCARI vol.14 ふるさと、お国ことば

— マガジンハウス 編MOOK
  • ページ数:100頁
  • ISBN:9784838789061
  • 定価:700円 (税込)
  • 発売:2014.05.20
  • 在庫:在庫あり
  • ジャンル:実用
『YUCARI vol.14 ふるさと、お国ことば』 — マガジンハウス 編

紙版

書店在庫をみる

詳しい購入方法は、各電子書店のサイトにてご確認ください。書店によって、この本の電子版を扱っていない場合があります。ご了承ください。

自分が話すリズムやイントネーションに違和感を持ったり、周囲から訛り(なまり)を指摘されたり、ことばそのものが通じなかったり。標準語を前に、ふるさとのことば=方言を使うことに躊躇した経験を持つ人もいるでしょう。でも、方言は気持ちを和ませ、ふるさとを離れていても、その温かみを実感させてくれる有り難いものです。 近年、その方言の存続を危ぶむ声があがっています。元々、方言は時代とともに変化し続ける宿命のことば。しかし、現代の人の往来、発達したメディアによる情報伝達の急激なスピードアップは、全国津々浦々まで標準語を伝播します。地方の若年層流出や核家族化など生活形態の変化は、方言の伝承機会を奪います。作家・塩野米松さんは、本誌の中で「地方も標準語化が進み、方言が失われつつある」「変化の激しい現代は世代ごとに言葉が違う」「これからは“時代の方言”“時代がふるさと”」と記しています。 方言には、方言でしか表現できないその土地土地の微妙な感覚や思考があります。ご出身の地方の方言を思い浮かべてみてください。風土が色濃く染み入り、ことば一つひとつの中に慣習や生活が刻み込まれた方言は、地方の文化そのものです。懐かしさやふるさとを伝えるかけがえのないことば、人を癒す温かさを持った方言をこのまま失ってよいのでしょうか?  …