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YUCARI vol.25 日本の海と山(マガジンハウス 編)

YUCARI vol.25 日本の海と山

— マガジンハウス 編
  • ページ数:100頁
  • ISBN:9784838750931
  • 定価:713円 (税込)
  • 発売:2016.03.19
  • ジャンル:実用
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『YUCARI vol.25 日本の海と山』 — マガジンハウス 編

紙版

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日本は、約6,800の島々からなる島国です。国土の約70%が山であり、森林資源に恵まれていることは社会科の授業で習ったと思います。川は急流が多く、渓谷を作り、海岸線は複雑に入り組んでいます。それため、世界61位・約38万㎡という面積に比べ、驚くほど海岸線が長いのです。計測方法によって違いがありますが、日本の海岸線は約3万kmとも3万4,000kmとも。同じく国境がすべて海岸線であり、日本の約20倍の面積があるオーストラリアよりも長いのです。さらに南北に長い国土は気候が区分され、明確な四季は多彩な植生を育み、北は北海道・東北から南は九州・沖縄まで、各地に特有の海と山からの恩恵をもたらしています。
今回、『YUCARI』は日本の海と山の暮らしの原点を訪ねて、長崎県の対馬に行ってきました。島の89%が山地で森は原始から変わらぬ姿を残しています。対馬海流が流れる多様性に富んだ対馬の海は、リアス海岸が作る複雑な入り江に恵みを与えてくれます。豊かな自然とそれを活用する人々の暮らし。海と山のつながりを理解し、恵みの循環を踏まえた暮らし。対馬には、私たちが忘れていた日本の暮らし、ある意味新鮮な活き活きとした暮らしが溢れていました。
「日本の海と山」特集、美しい風景とともに、海と山の暮らしを感じてみてください。

<特集内容>
・フォトエッセイ 美しき日本の海と山。
・対馬の海と山の暮らし。
 海の暮らし=一本釣り漁師/藻塩作り
 山の暮らし=シイタケ原木栽培/ニホンミツバチ養蜂
対馬の暮らし=民泊/MITの活動
 ・山が育む海の恵み。
  NPO法人「森は海の恋人」代表・畠山重篤さんに聞く
 ・命あふれる森を蘇らせる。
  NPO法人「アファンの森」代表・C.W.ニコルさんに聞く
・海と山を結んだひとたち。
・日本の地形と気候が生み出す自然と四季。 
・全国お国自慢「海の幸・山の幸」。