プラスワン講座 第8回『シンプルな家計簿で、無駄な出費をなくす。』レポート報告
【クロワッサン倶楽部会員限定】 クロワッサン学園 プラスワン講座
第8回
消費税アップ直前
シンプルな家計簿で、無駄な出費をなくす。
講座開催時は“アップ直前”だったのですが、消費税、すでに8%になってしまいましたね……。店で値札を見て「安い!」と思って買っても、レジで打ち出された金額が以前よりもちょっと高くて、「やられた~!」と苦い思いをした人もいらっしゃるのでは?
今回の家計簿は、税額が上がっても下がっても(あり得ないけど)、それにかかわらず簡単につけられるものなので、ぜひ試してみてください。
まずやること、それは、1か月分のレシートを集めること。1日~31日の1か月よりも、給料日~給料日前日がベター。少し貯まった時点で(ここがポイントです、時間を置くことで気づくことがある!)、必要度に応じて、レシートに○△×を書き込みます。これ、レシートごとに、です。大根が○円、豆腐が……と細かく書き出すのではなく、店ごとにやる。これなら1日5分もあればできるはず。
○=必要で、かつ、安く買えたもの。最後まで無駄なく使い切れたもの。固定費(家賃)など。
△=必要だが、買い方次第でもっと安くあがったもの。公共料金など。
×=無駄だったもの
×の合計額は、使わずに済んだのに使ってしまった額。つまり貯金にまわせる額です。「だから貯金にまわしましょう。そして、×がつく店には、なるべく行かないように」と丸山さん。
こうして1か月分をまとめれば、自分の生活費(住居費などの固定費や公共料金以外の出費)の基準額がわかってきます。その額を5等分し、翌月からは、週にいくら使えるかを計算。封筒を5通用意して、1週間分の現金を封筒に入れておきます。5等分するのは、1か月は4週間プラスアルファだから。ここでのポイントは、
①現金で用意すること
②1週間を終えたときに余った額は、次週にまわすのではなく貯金にする
の2点。
ここでいよいよ家計簿の出番です。といってもシンプルなノート1冊でオッケー。1ページを5週分に分け、店ごとの出費額を記載。レシートのときと同様に○△×を書き込むことで、×になりやすい店がわかってくる……。この繰り返しで、無駄な出費が減り、貯金が増えていくというわけ。
「大事なのは、節約はランクDOWNではなく、ランクUPだと考えること。そして何のために節約するのかを自覚すること」と丸山さん。
「ライフプランを見据えて、いつ、いくら必要なのかを考えてみてください。『夢計画リスト』を作ることをおすすめします」
やりたいことを思いつく限り紙に書き出し、その夢をいつまでに実現したくて、そのためにはいくら必要なのかを書く。さらには優先順位をつけることで現実的な目標にする。この作業が、節約へのやる気を引き出すのです。
以上は、超シンプルな家計簿のつけ方と考え方ですが、もう少し細かくチェックしてより節約する方法も。詳しくは、丸山さんの著書をご覧になってみてください。マガジンハウスからも『ちゃっかりしっかり節約術』が好評発売中です!
【講師プロフィール】
公式HP http://www.maruyama-harumi.com
携帯サイト「丸山晴美の楽トク☆100万マネーなび」
日時:
平成26年3月26日(水)
13時30分~15時10分
場所:
渋谷・カルチャーワークス(東京都渋谷区神南1-12-10)
定員:20名
当日の様子はこちら
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